チューリップ賞
レース展望

桜花賞トライアル。過去10年で1番人気は[4−4−0−2]で8連対。外回り変更後は全て阪神JF勝ち馬が1番人気に支持され[3−2−0−0]で連対率100%。2番人気は[1−2−3−4]で3連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。連対馬20頭のうち19頭は7番人気以内で8番人気以下は[1−0−4−76]。10年のうち9年で1、2番人気のどちらかが連対している。

馬連は10倍以下が4回あるが、最近は20倍前後の中穴決着が多い。外回り変更後の連対馬10頭のうち7頭は前走勝っていた。前走勝った勢いのある馬を重視したい。阪神JF勝ち馬は単勝1倍台[3−0−0−0]、2倍台[0−2−0−0]、3倍以上[0−0−1−2]で信頼度は単勝オッズに比例する。単勝1倍台になったウオッカ、ブエナビスタ、レーヴディソールは勝っている。

ジョワドヴィーヴルはキャリア1戦で阪神JFを制した。父ディープインパクト、半姉ブエナビスタという良血馬。新馬戦は軽く仕掛けただけでラスト3F12.1−11.6−11.0秒の尻上がりラップで快勝。最後は余力を残していた。阪神JFは中団からメンバー最速の34.1秒で外から差し切り2馬身半差をつけた。荒れ馬場で行われる阪神JFで小柄な馬は不振だが、データをあっさり覆した。

小柄な馬が多いディープインパクト産駒はデータから除外して考えた方が良さそうだ。阪神JFでは流れが緩んで上がり勝負になったことがプラスに働いたが、ストライドが大きく、それでいて柔らかさがある独特の走りを見る限り、展開に恵まれた勝利ではない。阪神JFでは418キロだったが、3歳春を迎えてどこまで馬体が成長してくるか。鞍上は今年の重賞で1番人気が8戦目となる福永騎手。

ジェンティルドンナは未勝利、シンザン記念を連勝。昨年のシンザン記念は全姉ドナウブルーが1番人気で5着に負けたが、同厩の妹が2番人気で雪辱した。牝馬によるシンザン記念制覇は99年のフサイチエアデール以来13年ぶり。フサイチエアデールは桜花賞で2着に入った。この中間は熱発があった模様。社台の馬は熱発などの情報が流れると逆に好走することが多い。自分の眼で確かめたい。

エピセアロームは芝1600mの新馬戦でダローネガにクビ差の2着に入り、未勝利戦を6馬身差で圧勝。小倉2歳Sの勝ち馬だが、芝1600mは守備範囲。前走の阪神JFは休み明けと外枠スタートで掛かり気味だったのが敗因。前走大外一気を決めたハナズゴール、紅梅S4着のゴールデンムーンなどが伏兵か。札幌2歳S5着のヒーラも少し気になる。前走のファンタジーSはまともに走っていない。

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★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
阪急杯 馬連4,280円 3連単40,960円的中!穴馬◎マジンプロスパー優勝!

◆MR予想(万馬券MR)
阪急杯 3連複5,160円的中!穴馬マジンプロスパー優勝!

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