中山記念
レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。1、2枠に入った馬は[3−1−0−1]。内枠に入った馬は堅実。2番人気は[1−1−2−6]、3番人気は[0−2−2−6]で各2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対と人気薄の連対が多い。最近5年の馬連は30倍、43倍、16倍、180倍、6倍で中穴決着が多い。連対馬20頭のうち16頭に芝1800mで勝ち星があり、そのうち8頭は芝1800mで2勝以上を挙げていた。芝1800m勝ちがない4頭のうち3頭はG1馬。G1馬を除き芝1800mで勝ち星のある馬を重視。逃げ馬は[3−1−1−5]で4連対。開幕週で前に行った馬が残りやすい。

トゥザグローリーは2年連続で有馬記念3着。前走の日経新春杯はトップハンデ58.5キロを背負ってメンバー最速の34.3秒で差し切り勝ち。中団に控えて絶対に勝つという騎乗ではなかったが、直線で外に持ち出すと豪快に差し切った。勝ちタイム2分23秒7は優秀。寒くなると調子を上げるタイプで1〜3月は[3−0−0−0]で勝率100%。トップハンデ58.5キロを背負って日経新春杯を勝ったステイゴールド(池江郎厩舎)は、次走ドバイシーマクラシックを制している。トゥザグローリーは中山記念をステップにドバイシーマクラシックに向かう。距離1800mの克服がカギになるが、1.5キロ減の57キロで出走できる。

リアルインパクトは昨年の安田記念勝ち馬。毎日王冠では3番手から33.2秒で上がってクビ差の2着に粘った。マイルCSは7番手に控えたことが響いて5着。阪神カップは1枠1番から内ラチ沿いの好位につけたが、直線で前が詰まって全く追えずに10着に終わった。今回は福永騎手から岩田騎手に乗り替わる。中山では朝日杯FSで2着がある。フィフスペトルは前走マイルCS2着。1枠1番から内ラチ沿いの2、3番手につけて直線で抜け出したが、最後にエイシンアポロンに競り負けた。例年は1枠は不利になるが、内を通った馬が有利な特殊な馬場だった。中山芝1600〜1800mは[3−1−1−1]。56キロで出走できる。

レッドデイヴィスは昨年シンザン記念、毎日杯、鳴尾記念を制した。前走の有馬記念は不利な外枠スタートから終始外を回ったことが響いて9着に終わったが、勝ち馬に0.5秒差で大きくは負けていない。芝1800mは[2−1−0−0]で重賞2勝。同じ4歳のリアルインパクトより2キロ軽い55キロで出走できる。鞍上はテン乗りの安藤勝騎手。フェデラリストは1000万条件から3連勝で中山金杯を制覇。中団の外から徐々に進出し、直線でダイワファルコンとの激しい叩き合いを制した。後半5Fは58.1秒で全て11秒台のラップ。後半5Fを高速ラップでまとめられることは大きな武器になるが、まだ速い流れを経験していない。

前走中山金杯で2着に入ったダイワファルコン、昨年のマイラーズC勝ち馬シルポート、天皇賞(秋)7着以来となるナリタクリスタル、芝1800m[3−2−0−1]の巧者ネオヴァンドーム、2走前の美浦Sで大外一気を決めたネオサクセスなど伏兵は多士済々。ダイワファルコンは中山芝1800m[3−1−0−1]の巧者。開幕週で時計が早くなったときに対応できるかがカギ。ネオヴァンドームは都大路Sを1分44秒8の好タイムでミッキードリームに勝っている。開幕週の芝1800mは合いそうなタイプ。鞍上はテン乗りの内田博騎手。ネオサクセスは美浦Sがインパクトのある勝ち方。開幕週でもシルポートが逃げて展開が嵌れば。

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