共同通信杯
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走重賞3着以内は[4−2−0−2]で連対率75%。前走4着以下、前走重賞以外は[0−0−1−1]で連対なく不振。2番人気は[1−2−0−7]、3番人気は[3−0−1−6]で各3連対。連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内。連対は7番人気まで。8番人気以下は[0−0−3−49]で3着止まり。人気薄の出番は少ない。馬連は7回が10倍台まで、9回が20倍台までに収まっている。人気馬の組み合わせを中心に10倍前後を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち14頭が前走連対。前走3着以下から連対した6頭は前走オープン以上で5着以内を確保していた。前走6着以下は[0−0−1−31]で3着が1回あるのみ。前走掲示板を外した馬が巻き返すのは難しい。東京で行われた9年の連対馬18頭のうち14頭に2走以内に重賞4着以内、またはオープン特別3着以内があった。東京芝1800mは紛れが少なく実力が問われるコース。重賞、オープンで実績のある馬を重視したい。01年に共同通信杯を制したジャングルポケットは日本ダービーを制している。

ディープブリランテは新馬戦、東スポ杯2歳Sを連勝。新馬戦は出遅れて後方を進み、外から上がって直線に向くと一気に抜け出して5馬身差で圧勝。単勝1.2倍の断然人気に応えた。東スポ杯2歳Sは2番手からメンバー最速タイの35.9秒で抜け出して3馬身差で圧勝。渋った馬場と前につけた馬が有利な展開が味方したが、圧勝で能力の高さを示した。ディープインパクト産駒らしかならぬパワーを秘めている。まだ粗削りでスタートや折り合いに不安があるが、前走はスタートを決めた。クラシックを勝つにはひとつずつ課題をクリアしていくことが重要。東スポ杯2歳Sの圧勝で断然人気になりそう。今週もディープインパクト産駒か。

ゴールドシップは札幌2歳Sで出遅れて最後方から馬場の荒れた内を突いてメンバー最速の35.6秒で追い込んで半馬身差の2着。上がり3Fは勝ったグランデッツァを0.8秒上回った。ラジオNIKKEI杯2歳Sは出遅れて後方を進み、3、4コーナーで一気に捲って先団に取りつき、直線で一旦下がったが、最後に盛り返して2着を確保。上がり3Fメンバー2位の35.3秒。札幌2歳Sで負けたグランデッツァとの競り合いをハナ差で制した。まだスタートが遅くレースが下手だが、最後に息を吹き返して伸びたように力はある。父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンはオルフェーヴルと同じ。叩き合いに強いタイプ。

コスモオオゾラは未勝利、葉牡丹賞を連勝。不良馬場の葉牡丹賞は内の狭いスペースを割って抜け出した。相手なりに走るタイプ。スピルバーグは2戦ともメンバー最速の上がりを繰り出している。ブルーミングアレー、トーセンラーの半弟。昨年以降の重賞で藤沢和厩舎は[1−1−2−27]で連対率6.5%。人気より着順が上回ったのは1回のみ。エネアドは東スポ杯2歳S(不良)5着、ラジオNIKKEI杯2歳S12着、若竹賞(不良)2着に終わったが、3戦とも重い馬場だった。新潟の新馬戦ではメンバー最速の32.5秒で直線一気を決めている。軽い馬場で変わり身はないか。半兄ブレイクランアウトは09年の共同通信杯を制している。

★重賞レース展望には有力各馬について基本事項を掲載しています。狙える馬の相馬眼的評価、本質、死角などの詳細は「有力馬診断」、馬場、展開、穴馬などを含めた最終決断は「相馬眼予想」でお届けしています。

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★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
きさらぎ賞 馬単1,260円 3連単4,970円[◎○注]など的中!穴馬ヒストリカル激走!

◆MR予想(万馬券MR)
東京12R 3連単17,120円、東京新聞杯 3連複9,430円、きさらぎ賞 3連単4,970円的中!

◆重賞データの達人(データ分析班)
きさらぎ賞 馬連・3連単4,970円、東京新聞杯 馬連3,720円的中!

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