カペラS
レース展望

ガーネットSを含む過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。ダート重賞勝ちのある牡馬は[1−1−0−1]で連対率66.7%。カペラSになってからは、オープン勝ちのない2頭が12、4着に終わり、前走オープン特別を勝った馬が2着を確保。オープン実績のない馬は危険。2番人気は[1−2−2−5]で3連対、3番人気は[4−0−0−6]で4連対。過去3年の馬連は77倍、9倍、186倍で堅いか波乱両極端。昨年は13番人気のテイアップワイルドが2着に入って大荒れになった。極端な人気薄の激走に注意。

過去3年の勝ちタイムは1分8秒7(重)、1分9秒6(重)、1分9秒7(良)でいずれも高速決着。中山は力のいるダートだが、カペラSはハイペースで高速決着になりやすい。スピードのある馬、ダ1200mで速い持ちタイムのある馬を重視したい。馬体重別では459キロ以下は[0−1−1−17]で1連対のみ。小柄な馬は不振傾向。500〜519キロは[5−6−3−34]で11連対。500キロ前後のパワータイプの大型馬を重視したい。540キロ以上は[0−0−1−9]で3着止まり。大き過ぎるのも良くない。

セイクリムズンはダ1400m以下の重賞で[3−1−0−2]の実力馬。昨年のカペラSは直線で外からティアップワイルドに交わされたが、最後に差し返し底力を見せた。次走の根岸Sでダノンカモンを子供扱いしている。フェブラリーSでは折り合いを欠いて14着に敗れたが、ダート短距離では堅実に走っている。ベストは[7−1−2−2]のダ1400mだが、[3−1−2−2]のダ1200mも守備範囲。前走のJBCスプリントはスーニに差されたが、3番手からしぶとく伸びて2着を確保。昨年より1キロ重い57キロを背負うが、59キロで勝っており斤量はこなせるタイプ。展開に左右されない自在性は、今回も大きな武器になる。

ケイアイガーベラはダ1400m[7−1−2−2]の巧者。ダ1200mは1戦1勝で山科Sを1分11秒3で勝っている。プロキオンSは前半3F33.9秒のハイペースで飛ばして3着に負けたが、1200m通過は1分9秒5。ダ1200mの高速決着に対応する下地はある。関東圏では[0−0−0−3]。中山に輸送して力を出せれば。ティアップワイルドは昨年のカペラSでセイクリムズンにクビ差の2着。ダ1200mは[2−2−0−0]で連対率100%。中山ダ1200mでは3戦して全て1分9秒台で走っている。長期休み明けの霜月Sをひと叩きされ、ここが目標か。セイクリムズンとは同斤から1キロ差。斤量は有利になる。

前走JBCスプリント5着のセレスハント、ダ1200m[3−1−0−1]のデュアルスウォード、前走室町Sを勝ったレディルージュ、ダ1200m[4−3−0−4]のアースサウンド、クラスターCの勝ち馬ドスライス、前走京阪杯2着のグランプリエンゼル、逃げればしぶといタイセイレジェンド、ダ1200m[4−1−1−1]のトーホウチェイサーなど伏兵は数多い。セレスハントは東京スプリント(大井)を1分10秒8(重)で勝っている。今回は福永騎手から4戦3勝の後藤騎手に乗り替わる。デュアルスウォードは前走中山オータムPを1分10秒2でクリスタルボーイに2馬身半差をつけて快勝。横山典騎手は手応えを掴んだか。

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★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
ジャパンCダート ◎トランセンド 馬連1,750円 3連単6,180円的中!
11月以降の厳選予想は5戦5勝、9月以降は20戦18勝!

◆MR予想(万馬券MR)
ジャパンCダート 馬連1,750円 3連単6,180円的中!
鳴尾記念 馬連3,940円 3連単27,480円的中!穴馬ショウナンマイティ激走!

◆重賞データの達人(データ分析班)
ステイヤーズS 馬連5,050円、鳴尾記念 3連複3,760円的中!
スタッフM ジャパンCダート 馬連1,750円 3連単6,180円的中!

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