エルムS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。05年以降は[0−0−2−4]で3着止まり。単勝3倍以下は[3−1−1−2]に対し、単勝3倍以上は[0−0−1−2]で連対なし。2番人気は[4−0−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。最近5年は51倍、9倍、21倍、142倍、17倍で新潟で行われた09年以外は中穴までに収まっている。連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。前走10着以下から連対した4頭のうち3頭は休み明けでダート重賞実績があった。前走5着以内に入った馬を重視。ダート実績馬が揃い流れが速くなるため、力勝負になりやすい。ダート重賞実績馬を重視したい。

ランフォルセはダ1700m[3−1−0−0]でまだ底を見せていない。東海Sで逃げて2着に粘り地力強化を証明。前走のマリーンSは最後方から捲ってメンバー最速の36.6秒で差し切りレコード勝ち。重賞実績馬より軽い56キロで出走できるのは有利。横山典騎手では[2−1−1−0]。展開と位置取りがアンマッチにならなければ。バーディバーディはダートG1で3着が3回ある実力馬。前6走で3着5回と勝ち切れない競馬が続いている。ダ1700mは[1−1−0−0]だが、いずれも500万条件でのもの。1600mは微妙に短く、2000mは微妙に長いため、1700mは合うのではないか。休み明けのため仕上がりに注意。

エーシンモアオバーは札幌ダ1700m[4−2−1−0]の巧者。昨年のしらかばSは2着、エルムSは3着、今年のしらかばSは2着と最後に差されるレースが続いている。今回は他に逃げる馬はおらず、単騎で逃げらそう。最後にひと踏ん張りできるかがカギ。メダリアビートはダ1700m[5−3−2−4]で札幌ダ1700mは[2−0−1−1]。前走しらかばSでは逃げたエーシンモアオバーをメンバー最速の37.3秒で差し切った。今回は対エーシンモアオバーで斤量面は不利になるが、マリーンSでは56キロを背負ってランフォルセに0.4秒差の3着がある。オープン入りしてから川田→岩田→横山典騎手。陣営の期待は大きい。

クリールパッションは昨年の勝ち馬で札幌ダ1700m[4−0−0−1]の巧者。休み明けのしらかばSを叩かれてどこまで上向いてくるか。ダイシンオレンジはアンタレスSと平安Sの勝ち馬。ダ1700mは1戦して10着だが、先行力があるため対応できてもおかしくない。オーロマイスターは南部杯を勝った後[0−0−0−8]で不振が続いている。昨年の2着馬だが、今年は59キロを背負う。スターシップはダ1700m[1−0−2−2]で前走しらかばSでは12番人気で3着に入った。好走しても人気にならないタイプ。キッズアプローズはダート[4−3−1−0]。前走のマカオJCTは他馬が止まって見えた。今回は格上挑戦になる。

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