京王杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−4−0−4]で6連対。前走芝1400mを勝った馬は[1−2−0−1]だが、前走重賞出走馬は[0−1−0−3]で連対は昨年のフィフスペトルのみ。2番人気は[3−0−1−6]で3連対、3番人気は[2−2−2−4]で4連対。最近5年の馬連は10倍、57倍、104倍、112倍、28倍でかなり荒れている。07年は12番人気、08年は14番人気が連対した。10番人気以下の激走に注意。前走重賞で好走した1番人気が崩れて荒れることが多いが、今年は前走重賞で好走した馬はいない。

連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。前走4着以下に敗れた3頭は前走重賞で5、7着とオープン特別で6着。前走条件戦は3着以内が条件。前走が重賞またはオープン特別なら7着以内が目安になる。牡馬は[10−9−9−77]で19連対、牝馬は[0−1−1−21]で1連対のみ。唯一連対した牝馬アニメイトバイオは阪神JFと秋華賞で2着に入った。G1で通用する馬なら狙える。過去10年で小倉2歳S2着馬が3勝を挙げている。今年は小倉2歳S2着馬の出走はないが、ハナ差で勝ったブラウンワイルドが出走する。

ブラウンワイルドは小倉2歳Sの勝ち馬。道中揉まれて行きっぷりが悪かったが、直線で外に出すとメンバー最速タイの34.8秒で鋭く伸びて逃げたシゲルキョクチョウを差し切った。新馬戦で2着に6馬身差をつけ、1分7秒9のレコードで圧勝したのは、やはりダテではなかった。2歳の早い時期から仕上げる坂口則厩舎の管理馬。現時点の完成度が高く、全3戦とも最速上がりを繰り出しているように末脚がしっかりしている。今回は距離1F延長がカギ。全3戦の上がりは34秒台。小柄な馬のため、早い上がりに限界がなければ。

オルフェーヴルはドリームジャーニーの全弟。新潟芝1600mの新馬戦は直線で内に大きく寄れたが、メンバー最速タイの33.4秒でまとめて楽勝。芙蓉Sは中団からメンバー最速の34.5秒で上がったが、クビ差届かず2着。勝ったホエールキャプチャは先週のファンタジーSでタイム差なしの3着に入った。まだ馬が子供でレースが下手だが、絶対能力は高く、経験を積めば力をつけてきそう。距離を延ばす手もあるが、敢えて短い距離に使ってきた。芙蓉Sでは道中行きたがっていたため、芝1400mで折り合えるかもしれない。

いちょうSとラベンダー賞の勝ち馬ロビンフット、新馬戦を単勝1.3倍で制したリアルインパクト、未勝利、サフラン賞を連勝した牝馬ライステラス、ダリア賞の勝ち馬エーシンブラン、新馬、ききょうSを連勝したオースミイージー、新馬戦でオールアズワンに勝ったグランプリボスなど伏兵は多士済々。ロビンフットは[3−2−0−1]でキャリア十分。ライステラスは内田博騎手、グランプリボスはデムーロ騎手を乗せてきた。今の東京芝1400mに合う馬はどの馬か。昨年はデータ的に不振な牝馬アニメイトバイオを本命で狙って的中。重賞レースでデータは重要だが、G1で通用する馬はデータを破ることが多い。

★先週の予想結果

競馬アナリストGM
みやこS ◎トランセンド1着 馬単950円 3連単15,410円、AR共和国杯 ◎トーセンジョーダン1着 馬単1,580円的中!厳選予想3戦2勝

万馬券娘MR
みやこS 馬連470円 3連単15,410円、AR共和国杯 馬連950円的中!厳選予想2戦2勝!ファンタジーS 穴馬◎マルモセーラ優勝!

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