小倉記念
レース展望

夏の小倉のハンデ重賞。00年にハンデ戦に変更された。過去10年で1番人気は[2-2-1-5]で4連対。単勝3倍以内の1番人気は[2-2-0-1]で連対率80%。唯一連対を外したメイショウカイドウは59.5キロだった。2番人気は[2-3-0-5]で5連対、3番人気は[1-1-2-6]で2連対。連対馬20頭のうち17頭が6番人気以内。10番人気以下の連対はない。馬連は万馬券はなく中穴決着が多い。年齢別では5歳馬の活躍が目立つ。6番人気以内の5歳馬は[6-2-3-16]で複勝率40.7%。7歳以上は04年以降3着以内がなく不振。ハンデ戦以降9年のうち8年で56キロ以上を背負った馬が連対している。重ハンデ馬に注意。

スマートギアは晩春Sを勝ってオープン入り。2走前の金鯱賞はメンバー最速タイの33.7秒で追い込んだが、捌くロスがあったぶん届かず0.3秒差の5着。芝1800〜2000mでは12戦のうち10戦が上がり3Fメンバー最速で残る2戦がメンバー2位。中距離では確実に切れる脚を使える。ハンデ55キロは少し恵まれたか。現時点では除外対象。ダイシンプランは博多Sを勝ってオープン入り。前半5F57.3秒のハイペースが嵌った感はあるが、後方からメンバー最速の34.1秒で楽々と突き抜けた。脚質的には広いコース向きだが、スパイラルカーブのある小倉は合う。前走はまだ上積みがありそうな仕上げだった。松田博厩舎は3頭出し。

ホッコーパドゥシャは前走七夕賞3着。4コーナーでごちゃついたが、中団からメンバー2位の34.8秒でしぶとく伸びてきた。前半5Fが61.1秒と遅かっただけにもう少し前で進めていれば結果は違ったかもしれない。3走前の福島民報杯は好位から抜け出して1分57秒4でレコード勝ち。高速決着に対応できる下地はある。村山厩舎に転厩して馬が変わってきたことは見逃せない。テイエムアンコールは1000万、1600万条件を連勝してオープン入り。元々相手なりに走るタイプだったが、ここにきて本格化してきたようだ。小倉芝2000mは[1-1-1-0]の巧者。重賞でもハンデ55キロなら相手なりに走りそうだ。

関が原Sを金鯱賞に0.1秒差の好タイムで勝ったエーティーボス、前走の七夕賞は10着に終わったシルバーブレイズ、マーメイドSで重賞初制覇を飾ったコスモプラチナ、米子Sを1分32秒6の好タイムで勝ったクラウンプリンセス、昨年の2着馬ダイシングロウなど伏兵は多い。マイネレーツェルは、ヴィクトリアM17着は休み明け(ゲートで暴れてゲート再審査)、マーメイドS9着は追い切り不足(ゲート練習)と敗因はある。今回は叩き3戦目で1週前に坂路で51.8秒の1番時計を出した。7〜9月[2-1-1-0]で夏場走るタイプで昨年の勝ち馬ドリームジャーニーと同じステイゴールド産駒。ダイシンプランで博多Sを勝った福永騎手が騎乗するところが少し匂う。

★先週の予想結果

競馬アナリストGM コメントあり♪

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