オークス
有力馬診断

[7 ]ブエナビスタ
4連勝は能力の違いを感じさせる勝ち方。上がり3Fは全5戦ともメンバー最速。末脚の切れ味はひと味違う。先頭に立つと気を抜いて遊ぶため、最終調教は前に一頭置いて最後までまじめに走らせる工夫された内容。これまでにない早い時計を出したが、ラストは11秒台で鋭く伸びた。心肺機能の高さを感じさせる走り。調教で攻めたこと、東京への長距離輸送で馬体が減る可能性があるが、無駄なところに力を使わない賢い馬。あっさりクリアするのではないか。芝1800mで負け、芝1600mでしか勝っていないが、ほとんど同じ戦績だったウオッカはダービーを楽勝している。騎手の指示通り動ける賢い馬で折り合いを欠くことはないし、心肺機能の高さからも距離はこなせる。スローペースで前が残りそうな展開ならチューリップ賞のように自分から動いて勝ちに行くのではないか。想定外の馬体減、雨による馬場悪化、スローペースで縦長の展開、直線で前が詰まる不利などがなければ勝ち負けだろう。ただし、安藤勝騎手の自信が過信に変わったとき、小細工して勝ちに行ったときは負けるかもしれない。

[7 ]レッドディザイア
桜花賞は切れ味優先の外差し馬場で外を通った馬は末脚の切れ味が助長された可能性があるが、レッドディザイアは新馬戦でも凄い脚を使っており、馬場と展開が向いてだけの好走ではない。最後はブエナビスタに差されたが、直線で手前を替えるのが早過ぎたこともある。キャリア2戦、2ヶ月ぶりの実戦、重賞初挑戦、初の阪神で半馬身差に食い下がったことは評価できる。エルフィンSからぶっつけで桜花賞を使ったように最初からオークスを意識したローテーション。今回は攻めを強化し、調教の動きがさらに良くなっている。坂路でラスト1F11.7秒。あまりに動き過ぎるところに距離適性が短いところにある可能性もあるが、これまでのレースぶり、血統面からは距離はこなすと考えたい。右回りでは逆手前で走るため、左回りの東京コースは合いそう。エルフィンSでは馬群を捌いて差し切る器用さと勝負根性を見せた。ブエナビスタは強いが、レッドディザイアも名牝レベル。逆転の可能性はあるとみたい。(相馬眼ニュースで取り上げた馬)

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