新潟2歳S
有力馬診断

[7 ]セイウンワンダー
新馬戦は出遅れて後方を進み、直線で手前を何度も替えたことが響いてツルマルジャパンに半馬身差で負けたが、上がり3Fは0.1秒上回った。この日に行われた芝戦は5レースのうち4レースが逃げ切り勝ちで前が残りやすい馬場だったこともある。ちなみに唯一逃げ切りを許さなかったのは、直線一気を決めたオウケンブルースリ。未勝利戦は2番手からメンバー最速の34.4秒で上がって6馬身差で圧勝。レースのラスト3Fは11.6-11.5-11.4秒で尻上がり。ある程度前につけて切れる脚を使えるし、直線の長いコースを2戦経験してきたのは大きな強み。ここを目標にきっちり仕上げてきたし、今年は芝1600m経験のある馬が2頭しかいないのも有利(マイネルウェイヴ)。前走パドックでイレ込んでいたため、新潟に輸送してイレ込むかどうかが鍵になる。新馬戦は稍重だったが、馬場は悪化しない方がいい。

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