セントウルS
レース展望

スプリンターズSの前哨戦。今年は阪神が改修工事のため中京で行われる。サマースプリントシリーズの最終戦で優勝が決まるが、グローバルスプリントチャレンジの第5戦で外国馬の参戦もある。スプリンターズSを目指す馬も揃いフルゲートの18頭。開幕週の馬場で激しいレースになりそうだ。芝1200mに変更された00年以降、1番人気は[2-2-2-0]、2番人気は[2-2-2-0]で1、2番人気は複勝率100%。連対馬12頭は全て6番人気以内で最近3年は5番人気以内。スプリンターズSの前哨戦になり人気馬が堅実に結果を出す傾向。今年は中京開幕週のフルゲートで同じような傾向が続くかどうかは微妙なところ。

シーイズトウショウは函館SS2着、キーンランドC2着と負けはしたが、強い競馬で地力があるところを見せた。今回はキーンランドCから中1週で長距離輸送があったが、陣営が出走に踏み切ったのだからそれなりのデキはあるのだろう。中京芝1200mは[3-0-2-2]の得意コースでCBC賞2勝、今年の高松宮記念では3着に入っている。中京芝1200mのレコードホルダーで開幕週の時計勝負は望むところ。再度55キロで出走できるのは有利だし、当日大幅に馬体が減っていたり、極端にイレ込んでいるようなことがなければ好勝負できそうだが・・・。当日の気配に注意を払いたい。

ゴールデンキャストは北九州短距離Sを勝ち、北九州記念は後方から差す競馬で2着。ここを勝てばサマースプリントシリーズ優勝の可能性があるので勝負懸かり。過去2年のセントウルSを制しており今年は3連覇が懸かるが、左回り[0-0-0-10]だけに中京が気になるところ。ただ9月は[4-0-0-0]と全く正反対の成績がある。このあたりをどう考えるか。テイクオーバーターゲットはグローバルスプリントチャレンジの第1戦と第3戦を勝ち、第4戦3着で合計28点は現在トップ。今のスプリント重賞のレベルなら勝たれても何ら驚けない。前に行ける馬で持ち時計もある。相馬眼で適性を見抜きたい。

高松宮記念5着があるネイティヴハート、北九州記念は1番人気で8着も能力あるマルカキセキ、北九州記念を勝ったコスモフォーチュン、福永騎手で芝戦に挑んできたメイショウボーラー、春に復帰して5戦3勝でオープン入りしたロードアルティマ、岩田騎手に乗り替わるリミットレスビッドあたりが人気面で続きそう。ネイティヴハートは今年8歳になったが、以前より馬体が充実しており、結果もそれに伴っている。開幕週の馬場が課題だが、内田博騎手に期待する手もある。人気馬が飛ぶようなら3連単は夢の超大穴馬券が飛び出すかもしれない。強気の予想で勝利を掴みたい。相馬眼で攻める。

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