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青葉賞
レース展望

ダービートライアル。00年に皐月賞から中1週になり、今年も皐月賞組の参戦はない。最近3年の勝ち馬はシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ハイアーゲームとその後ダービーで好走。ここで大きく化けてくる馬がいればダービーが楽しみになる。過去10年で1番人気は[5-0-1-4]で5連対、2番人気は[2-4-2-2]で6連対と人気馬が堅実。広いコースの2400mで紛れは少なく、人気馬が結果を出す傾向。皐月賞の前哨戦で負けた馬が巻き返すことが多い。サンデー産駒が[5-1-9-16]と活躍が目立つ。

人気になるのはダンツキッチョウ、ニューヨークカフェ、コスモオースティン、イブキレボルシオンあたり。ダンツキッチョウは札幌2歳Sでストーミーカフェに迫った馬。前走のすみれSは休み明けだったが、2番手からきっちり抜け出した。それほど切れる脚はないが、いい脚を長く使えるタイプ。本番は先だが、ダービーと同じコースでどれくらいのパフォーマンスを見せてくれるか。ニューヨークカフェはマンハッタンカフェの全弟。まだ少し線は細く映るが、青葉賞と相性のいい山吹賞の勝ち馬。そのあたりに期待か。

コスモオースティンは重賞を含め近4走堅実に走っている。ゆりかもめ賞と水仙賞で負かしたディーエスハリアーが先週の新緑賞を快勝。毎日杯ではコンゴウリキシオーを完封したようにとにかく追ってしぶといタイプ。現時点の完成度の高さで今回もしぶとく粘りそうだ。イブキレボルシオンはゆきやなぎ賞でインティライミに競り勝った。インティライミは次走5馬身差で楽勝している。ゆりかもめ賞は4着に敗れたが、直線で前が壁になったもの。スタミナはあるがそれほど切れないので、消耗戦になった方が持ち味を生かせる。

あとは弥生賞5着のブレーヴハート、デザーモ騎乗のサトノケンシロウ、東京コースで良績のあるニシノドコマデモ、山桜賞を勝ったチョウサンなどがいて2番人気以降はかなり割れそう。東京の重賞で好走が多い松田国厩舎からはグランロワイヤルが出走。梅花賞がパンチ不足の内容で負けた2頭がその後不振なのが気になるが、どこまで変わってくるか。デイリー杯2歳Sで3着があるシルクタイガーはようやく前走500万条件勝ち。NHKマイルCではなくダービーの出走権を獲りにきた。この距離でどこまでやれるか。父はエルコンドルパサー。大化けはないものか。

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