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クイーンC
レース回顧

ライラプスは内々の好位を進み、直線で前が開くのを待って追い出すと一気に抜け出してレースを制した。雨で馬場が悪化すると荒れた内側は伸びないことが多いが、この日の東京は違っていた。それをいち早く見抜き、内にこだわった武豊騎手のファインプレー。ビッシリ仕上げてきたことで馬体の仕上がりも他の馬とは違っていた。これでようやく2勝目で重賞初制覇。松田国厩舎は昨年のダイワエルシエーロに続きクイーンCを連覇となった。土俵際で踏ん張ったライラプス。母フサイチエアデールだけにもうワンランク上を目指せるか。今後は桜花賞に直行する予定。

ジョウノビクトリアは出遅れて後方を進んだが、直線でグイグイ伸びて2着に突っ込んだ。坂路調教を見ても分かるが心肺機能の高そうな馬で、最後までバテないのがこの馬のいいところ。渋った馬場と速い流れで持ち味を生かせた印象。後方からメンバー最速の上がりで追い込んできたのを見るとこちらの想定以上に切れ味があるようだ。母はクズを出さないミヤビサクラコ。フローラCに出走してきたら注目したい。

ラドランファーマは好位から抜け出したが、最後に2頭に差されて3着。スタートを決めて流れに乗ったが、結果的に仕掛けが早かったか。ただ休み明けでこれだけやれれば悪くない。これからズブさを出す懸念もあるが、そうなった場合は距離を延ばせばいい。最後の瞬発力にもっと磨きをかけたい。

パーフェクトマッチは好位からジリジリ伸びて4着。調教では馬体を良く見せるが、パドックでは非力に映ることが多い。重馬場はこなすタイプなので、これが今の実力なのかもしれない。馬体が充実してくれば変わりそうだが、今後どこまで実が入ってくるか。

プリンセスイブは出遅れて最後方。直線で差を詰めてきたが6着が精一杯だった。パドックでは体重以上に体を大きく見せて気配が目立つ馬。今回は出遅れて見せ場がなかったが、まともならもっとやれていただろう。いい切れ味があるので、良馬場なら巻き返しがありそうだ。

ショウナンパントルは後方から大外を回って進出したが、最後は一杯になって12着に敗れた。内を回った馬が有利な馬場状態であれだけ外を回ってはさすがに辛かったか。直線では伸びかけたところで躓いて最後は吉田豊騎手も諦めていた。仕上がりは悪くなかったが、馬場、コース取り、斤量が堪えた印象。陣営は右回りの方がいいと話しているが、東京コースは本質的に合うはず。その意識だけは持っておきたい。

2005/02/22
競馬アナリストGM

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