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きさらぎ賞
レース展望

クラシック活躍馬を輩出する3歳重賞。一昨年は勝ったネオユニヴァースが皐月賞とダービーを制し、昨年は3着のハーツクライがダービーで2着に入った。果たして今年はそのレベルの馬がいるのかどうか。過去10年で1番人気は[4-3-1-2]で7連対。着外に敗れた2頭は朝日杯勝ち馬エイシンプレストンとたんぱ杯勝ち馬メガスターダム。逆に前走が重賞でない1番人気は[2-1-0-0]と結果を出す傾向。人気馬が堅実なため、馬連は10倍台までが9回と堅く収まることが多い。

人気になるのは、シックスセンス、アドマイヤフジ、コンゴウリキシオー、少し離れてシンメイレグルス、レジェンダロッサといった感じか。シックスセンスは前走京成杯2着。休み明けのデイリー杯2歳Sは掛かって8着に敗れたが、それ以降は確実に末脚を繰り出している。重賞で揉まれてきた経験を生かせば上位争いか。アドマイヤフジはここ2戦は後方から差してきたが、僅かに届かず惜しい競馬。まだ馬体を仕上げ切っていないことが影響しているのだろう。今回はどこまで仕上げてくるか。

コンゴウリキシオーは新馬戦はディープインパクトに子供扱いされたが、その後の2戦が強い内容。それほど切れる脚はないが、前に行ってしぶとく粘るタイプ。前走くらい走ればここでも有力か。シンメイレグルスはダートで2戦2勝。黒竹賞は強い勝ち方だった。心臓が強いようだが、芝でどうなのか興味深い。レジェンダロッサはゲートが悪くデビューが遅れ、新馬戦でも出遅れた。昨年キャリア1戦で臨んだハーツクライは3着。メンバーは一気に強化されるが、現時点でどこまでやれるか。

京都は今週もCコース。年明けから京都の芝コースは外が伸びたり、内が伸びたり、その週や土曜と日曜で変わることがあるので馬場には十分注意を払いたい。基本的に2歳戦は相馬眼を重視。今回は相馬眼的に高評価できる馬とここにきて調子を上げてきた馬に注目したい。枠順、展開、馬場など総合的に判断して最終決断を下す。

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