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シルクロードS
レース展望

高松宮記念の前哨戦。02年からハンデ戦に変更された。過去10年で1番人気は[2-0-3-5]で連対率20%。00年に高松宮記念の前哨戦になってからは[2-0-2-1]で59.5キロのトロットスター以外は3着以内を確保している。00年以降の馬連は70.6倍、2.6倍、216.5倍、28.3倍、67.8倍と堅く収まったのは01年のみ。ハンデ戦で人気薄の連対が多く波乱傾向が強い。最近は淀短距離Sで5着前後に負けた馬の巻き返しが目立っている。

人気になるのはプレシャスカフェとリミッドレスビット。プレシャスカフェは体質が弱く使い込めずこれまで10戦しかしていないが[7-1-0-2]と7勝を挙げている。芝1200mでは[3-0-0-0]、ダ1200mは[3-0-0-0]で1200mではまだ負けたことがない。前走のCBC賞は初重賞挑戦だったが、別定57キロを背負ってあっさりクリアした。スピードがあり、末脚もしっかりしているので崩れにくいタイプ。今回は58キロを課せられたが、蛯名騎手が出遅れなければ格好をつけそうだ。

リミッドレスビットはCBC賞3着。同じ重賞初挑戦のプレシャスカフェには敵わなかったが、今後に目処を立てる内容だった。芝1200mは[5-1-2-1]で京都芝1200mは[2-1-0-0]の実績がある。昨年秋に復帰してから確実にレベルアップして馬体にも実が入ってきた印象。全兄フサイチゼノン(弥生賞)、アグネスゴールド(きさらぎ賞、スプリングS)だが、この馬は母エリザベスローズのスピードを受け継いだのだろう。今回はCBC賞より1キロ軽い56キロでプレシャスカフェと2キロ差になる。得意コ-スで逆転できるか。

あとは京都芝1200mで4勝を挙げているキーンランドスワン、淀短距離S2着で芝1200mは[3-2-0-0]のコンコルディア、淀短距離Sで追い込んで3着したマルカキセキあたりが続きそう。ギャラントアロー、ゴールデンキャスト、ドリームカムカムなど1200mで実績のある馬がいるので、人気はかなり割れそうだ。相馬眼的に狙いたい馬は2頭。最終調教と土曜の馬場状態を加味して最終決断を下したい。多頭数になりそうなので枠順にも注意。

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