函館スプリントS
有力馬診断

[7+]サニングデール
最終調教の動きが目立ったように仕上がりは良さそうだ。02年にショウナンカンプを負かしたレースでコース適性は十分。58キロは不利だが、今のデキなら無様な競馬はしないだろう。ただ他が軽いだけに決め手比べになったときに少し不安が残る。もうひとつ気になるのは、最近はスタートダッシュがひと息ということ。高松宮記念は結果的に差しが決まる展開に助けられたが、今回は中京より直線の短い函館コース。それをクリアするようなら勝ち負けだろう。

[7+]シーイズトウショウ
休み明けだが、函館ダでラスト11秒台の切れ味を見せ、まずまず仕上がった感。スピードがあるので、すぐに好位を取れるし、1200mなら最後までしぶとさを発揮する。当日極端にイレ込んでなければ好勝負できそうだ。高松宮記念で2キロ差だったサニングデールと今回は4キロ差になるのはかなり有利。サニングデールが道中もたつくようなら先行して押し切るシーンも十分考えられる。

[7 ]ウインラディウス
安田記念でビッシリ仕上げたが、最終調教でスムーズな走りを見せ、調子落ちはなさそう。約2年ぶりのスプリント戦が課題だが、スピードはあるのでそれなりに対応できるだろう。今年重賞2勝したようにこのメンバーでも能力は十分足りる。ハイペースで上がりがかかる展開になれば、最後に鋭い決め手を発揮して突っ込んで来そうだ。

[6+]アタゴタイショウ
最終調教は少し前捌きが硬かったが、十分に乗り込まれて仕上がりは悪くなさそう。函館芝1200mは[1-2-1-1]で昨年のこのレースは10番人気で3着に好走した。阪急杯と高松宮記念で力のあるところを見せたし、スピードはこのメンバーでは上位。鞍上のアンカツは大きな魅力。

[6 ]サクラタイリン
気性的に休み明けを苦にしないタイプ。調教の動きも良く、仕上がりは良さそうだ。時計勝負になるとまだ苦しいところもあるだが、函館は時計がかかるので対応は可能だろう。パワータイプなので、函館の力のいる馬場は合うはず。藤田騎手が1枠を生かして最後に内を突いてくれば面白そうだ。

[6 ]リキアイタイカン
最近は不振続きだが、調教の動きは悪くなかった。函館芝1200mは2戦2勝。力のいる馬場が得意でコース適性は高い。最近はズブくなっているのが少し気になるが、小回り向きの差し脚があるので前が崩れる展開になれば突っ込みがあるかもしれない。勝浦騎手は土曜日かなり乗れていた。

[6 ]ゴールデンロドリゴ
パワータイプで力のいる函館コースは合う。最近は少しズブくなったが、CBC賞3着、オーシャンS5着に突っ込んだように終いの切れは衰えていない。オーシャンSでは内で前が詰まる不利があった。自分から動いて勝つタイプではないが、終い勝負に徹すれば突っ込みがあっても驚けない。このレースで4年連続連対している横山典騎手は魅力。

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