毎日王冠
レース展望

今年の毎日王冠は秋天を目指す外国産馬にとって非常に重要な一戦。ファインモーションが秋天に出走するには勝つことが最低条件。ただし勝ってもエイシンプレストンが3着以内、南部杯のイーグルカフェが2着以内だと出走できないのだから厳しい。エイシンプレストンは勝てば秋天への出走が確定する。秋天の前哨戦とは言っていられない状況。果たして2頭はどこまで仕上げてくるのか非常に興味深い。

今回の注目はファインモーション。クイーンSは2着に敗れたが、武豊騎手が折り合いに専念して無理をしなかったことが大きい。バネの利いたフットワーク、末脚の切れ味と見どころはあった。休み明けで6キロ減が気にならなくもないが、きっちり調教を積んだ今回は本来の張りのある馬体を見せてくれるだろう。ある程度前に行って切れ味を発揮する脚質は開幕週の東京コースに合う。エイシンプレストンが完調だと怖いが、他の馬には負けられない。武豊騎手が正攻法の競馬でファインモーションの底力を見せてくれそうだ。

エイシンプレストンは小倉記念に出走できるレベルまで一旦仕上げたが、今回は4月の香港遠征以来、5ヶ月半ぶりの一戦。昨年の毎日王冠は安田記念以来で2着したが、元来が叩き良化タイプなので、今回はどこまで仕上がってくるかがポイント。あとは開幕週の馬場。軽い高速馬場はマイナスだが、逆に少し力のいる状態で時計がかかるとチャンスは広がる。土曜日の競馬でこのあたりをよく確認したい。

その他は実力的にそれほど変わらないが、朝日チャレンジCを勝ったカンファーベストと休み明けでもかなり乗り込まれているテンザンセイザに注目したい。カンファーベストは左回りの1800mは好条件。2000mで3勝しているが、強いメンバーとやるなら1800mの方がいい。テンザンセイザは京都外回り1800m得意だが、父トニービン譲りの息の長い末脚は東京コースに合いそうだ。あとは穴でゴーステディの逃げ残りに注意したい。前走大敗でマークが緩むようだと一発があるかもしれない。

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