オールカマー
レース展望

10頭立ての少頭数になったが、それになりにメンバーは揃った。函館記念1着、札幌記念2着と順調に使われてきたエアエミネムがやはり中心か。58キロでも別定戦なら全く問題ないし、今の中山の少し力のいる馬場というのもイメージに合う。相変わらず調教でも手前を替えていないのが気にならなくもないが、使われている強みと地力で何とか対応できるだろう。

あとは休み明けでもファストタテヤマに注目したい。春は阪神大賞典3着、春天6着と連対まではいかなかったが見せ場は作った。今回はコース追いに変えて仕上げられているし、これまでとは違ったファストタテヤマが見られるかもしれない。ベストは京都コースなので中山の急坂が課題だが、それを克服できると思えるような馬体を見せて欲しいところ。春天は大外から追い込んで6着だったが、歓声に驚いて外によれたことを付け加えておく。

あとはマイネルアムンゼン、アクティブバイオ、メジロランバート、ダイヤモンドビコーあたりだが、それほど実力は変わらないので調子のいい馬と中山の馬場にマッチする馬を取り上げたい。エアエミネムの人気がかなり被りそうなので馬券は何かしら工夫が必要か。仕上がり次第だが、ファストタテヤマからの馬券も視野に入れておきたい。

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