セントウルS
レース展望

00年にスプリンターズSの前哨戦になり、レースのレベルが高くなったセントウルS。過去10年で1番人気と2番人気はそれぞれ4連対。それより多いのが6番人気の5連対で6〜8番人気が計8連対と人気薄の連対が目立つ。過去3年では1、2、6番人気しか連対しておらず、この3頭の馬連ボックスを買うと回収率570%というのだから驚き。データ的に今年も一応注目しておきたい。

今回の1番人気はビリーヴ。別定の57キロは楽ではないが、スプリントG1-2勝の実績は抜けている。、前走の函館スプリントSでも2着以下を子供扱いにする圧勝だし、今回の鞍上もアンカツとくれば断然人気は仕方ないところ。調教も順調にこなしているし、開幕週の高速決着も望むところ。57キロで多少は時計がかかるだろうが、ビリーヴを負かすにはそれ相応のスプリント能力が求められる。

テンシノキセキは昨年のセントウルSでビリーヴと0.7秒差の4着。今回は3キロのアドバンテージがあるので机上計算では接近できるはず。3走前から坂路の動きが変わってきたように充実期を迎えているのは明らか。開幕週の絶好の馬場もいいのでかなりやれそうだが、G1で好走している馬とそうでない馬は苦しくなる最後で差が出る。負かすにはビリーヴがカルストンライトオの作る超ハイペースに巻き込まれるなど何かが欲しい。

あとはアドマイヤマックスに注目したい。これまで1600m以下の経験がなく、いきなり1200mというのはどうかと思うが、レースや調教で前半から掛かり気味に行く姿や徐々に体形が変わってきたところを見ると対応できそうな気もする。以前、ブラックホークが初の1200m戦となったスプリンターズSを勝ったときと同じようなイメージ。陣営の話では半信半疑だが、実は自信の参戦ということはないか。休み明けで安田記念2着したように底力はGT級。ビリーヴより軽い56キロは有利に映る。かなりのギャンブルになるが、アドマイヤマックスから入る手もある。

あとはデュランダル、ネイティヴハート、カルストンライトオ、ギャラントアローあたりだが、各馬それほど差がないので調教の動きのいい馬を狙いたい。ただし、ビリーヴが先行して強い競馬をすると昨年のセントウルSのように前に行った馬がバテて後方一気が決まる可能性がある。そういう意味で切れ味のあるデュランダルは絡めておきたい。人気がないところではガンアンドローズに少し注目したい。同じ山内厩舎のキスミーテンダーが突然走り始めたが、ガンアンドローズも休む前の走りを見ると一変があるかもしれない。

03/09/10
競馬アナリストGM

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