2020年 2月15日(土) 1回東京5日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第55回デイリー杯クイーンカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指) 芝 1600m 14頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 1 1 ミヤマザクラ 牝 3 福永祐一 54 1.34.0 34.3 2 464 (栗)藤原英昭
2 6 9 マジックキャッスル 牝 3 フォーリ 54 1.34.0 33.4 4 430 (美)国枝栄
3 4 5 セイウンヴィーナス 牝 3 野中悠太 54 1.34.1 34.1 12 446 (美)本間忍
4 6 10 アカノニジュウイチ 牝 3 横山典弘 54 1.34.3 33.6 5 448 (美)尾関知人
5 4 6 シャンドフルール 牝 3 武豊 54 1.34.4 34.3 6 494 (栗)松永幹夫
6 7 12 ホウオウピースフル 牝 3 田辺裕信 54 1.34.6 34.5 3 476 (美)大竹正博
7 8 13 チアチアクラシカ 牝 3 吉田豊 54 1.34.7 34.3 8 494 (美)堀井雅広
8 5 8 サナチャン 牝 3 武士沢友 54 1.34.7 34.5 11 420 (美)武藤善則
9 7 11 アールクインダム 牝 3 北村宏司 54 1.34.8 34.9 9 468 (美)伊藤大士
10 3 3 ルナシオン 牝 3 ルメール 54 1.34.9 34.6 1 458 (美)藤沢和雄
11 3 4 アミークス 牝 3 岩田康誠 54 1.35.4 35.5 7 450 (美)栗田徹
12 5 7 ヤマニンプレシオサ 牝 3 江田照男 54 1.35.4 35.0 13 462 (美)星野忍
13 2 2 メルテッドハニー 牝 3 柴田善臣 54 1.35.5 35.7 14 398 (美)大江原哲
14 8 14 インザムービー 牝 3 石橋脩 54 1.35.8 38.1 10 468 (栗)牧田和弥
------------------------------------------------------------------------------
LAP :12.1-11.0-11.2-11.4-12.0-11.9-12.7-11.7
通過:34.3-45.7-57.7-69.6 上り:70.9-59.7-48.3-36.3 平均:1F:11.75 / 3F:35.25
単勝 1 \380
複勝 1 \160 / 9 \190 / 5 \2610
枠連 1-6 \640 (2)
馬連 01-09 \960 (3)
ワイド 01-09 \390 (2)/ 01-05 \8390 (41)/ 05-09 \9620 (44)
馬単 01-09 \1700 (3)
3連複 01-05-09 \39360 (76/364)
3連単 01-09-05 \119180 (298/2184)
ミヤマザクラは1枠1番から2番手につけ、メンバー4位タイの34.3秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分34秒0。インザムービーが逃げて前半5F57.7秒のハイペース。2番手以下は離れており、実質は平均ペース。大逃げする馬がいると2番手につけた馬が勝つことが多いが、その通りの結果になった。ミヤマザクラは洋芝の札幌でレコード勝ちした馬。少し重い馬場で地力を発揮した。初のマイル戦でこれまでとは流れが違ったが、正攻法のレースで勝ったように地力がある。福永騎手は今後に向けて差すレースをしたかったようだ。これまで長い距離を使ってきたが、馬体的にマイルにも適性がある。今後は桜花賞に直行することになりそうだ。
マジックキャッスルは後方からメンバー最速の33.4秒で追い込んでクビ差の2着。重賞勝ち馬はおらず、重賞で2着がある馬が2頭いたが、その2頭のワンツー決着になった。サフラン賞でマルターズディオサ(阪神JF2着)にクビ差の2着、ファンタジーSでレシステンシア(阪神JF1嫡)に1馬身差の2着に入ったのはダテではないことを示した。左回り、芝1600mをこなして最速上がりを繰り出したことを評価したい。国枝厩舎の管理馬でソーグリッタリングの半妹。次走は桜花賞に直行する予定。
セイウンヴィーナスは好位の内から馬群を捌いてメンバー3位の34.1秒で伸びて0.1秒差の3着。前走フェアリーS9着馬が12番人気で激走した。同コースの未勝利戦を後方からメンバー最速の34.5秒で差し切った馬。カレンブラックヒル産駒で流れが速くなったのが良かったか。
アカノニジュウイチは最後方からメンバー2位の33.6秒で内から追い込んで0.3秒差の4着。大逃げする馬がいる展開で最後方からでは厳しかった。レノヴァールの半妹で馬体のバランスが良く、まとまり感がある。もう少しキャリアを積んでレースが上手くなれば走ってくる。
ホウオウピースフルは7番手からメンバー7位タイの34.5秒で伸びて0.6秒差の6着。速い流れを経験していないこともあるが、田辺騎手が控え過ぎて切れ負けした。今後は距離を延ばすことになりそう。ブラストワンピースの半妹で体力と高速ラップの持続力を備えている。距離延長で一変に注意。
|