2020年 1月26日(日) 1回中山9日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第61回アメリカジョッキーCC
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 2200m 12頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 8 11 ブラストワンピース 牡 5 川田将雅 57 2.15.0 36.1 1 546 (美)大竹正博
2 7 10 ステイフーリッシュ 牡 5 ルメール 56 2.15.2 36.5 5 458 (栗)矢作芳人
3 2 2 ラストドラフト 牡 4 マーフィ 55 2.15.5 36.3 4 464 (美)戸田博文
4 3 3 ミッキースワロー 牡 6 横山典弘 56 2.15.6 36.5 2 482 (美)菊沢隆徳
5 8 12 サトノクロニクル 牡 6 大野拓弥 56 2.16.0 36.7 8 464 (栗)池江泰寿
6 7 9 ニシノデイジー 牡 4 田辺裕信 55 2.16.1 37.2 6 494 (美)高木登
7 1 1 ウラヌスチャーム 牝 5 ミナリク 54 2.16.4 36.7 7 514 (美)斎藤誠
8 5 5 スティッフェリオ 牡 6 丸山元気 57 2.16.4 38.1 3 454 (栗)音無秀孝
9 6 7 ルミナスウォリアー 牡 9 柴山雄一 56 2.16.7 37.1 11 482 (美)和田正一
10 5 6 クロスケ 牡 5 北村宏司 56 2.16.7 36.9 10 460 (美)水野貴広
11 6 8 グローブシアター 牡 6 石橋脩 56 2.18.6 39.8 9 458 (栗)角居勝彦
止 4 4 マイネルフロスト 牡 9 松岡正海 56 ------ ---- 12 496 (美)高木登
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LAP :12.8-12.0-12.9-12.3-12.4-12.0-12.0-11.9-12.1-12.1-12.5
通過:37.7-50.0-62.4-74.4 上り:72.6-60.6-48.6-36.7 平均:1F:12.27 / 3F:36.82
単勝 11 \300
複勝 11 \150 / 10 \220 / 2 \210
枠連 7-8 \650 (2)
馬連 10-11 \1200 (5)
ワイド 10-11 \520 (6)/ 02-11 \580 (8)/ 02-10 \810 (12)
馬単 11-10 \1980 (4)
3連複 02-10-11 \2540 (8/220)
3連単 11-10-02 \10540 (22/1320)
ブラストワンピースは4番手につけ、直線で内を突いてメンバー最速の36.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは2分15秒0(稍重)。スティッフェリオが逃げて前半5F62.4秒のスローペース。マイネルフロストが3、4コーナー中間でマイネルフロストが故障した煽りを受けた馬が多かった。ブラストワンピースもマイネルフロストが故障した煽りを受けたが不利は小さく、そこで内に進路を通ったことでロスを少なくすることができた。レースのラスト3Fは12.1−12.1−12.5秒。3着ラストドラフト、4着ミッキースワローはかなり大きい不利を受けており、この2頭がスムーズなら際どいレースになったのではないか。先に抜け出したステイフーリッシュを交わして地力を示したが、勝ちタイム、上がりは遅くレースレベルは高くない。これで稍重では3戦3勝。少し渋った上がりが掛かるレースで注意したい。これまで[7−0−0−5]で2、3着がないタイプ。今後は時計の掛かる馬場を選んで大阪杯から宝塚記念に向かうことになりそうだ。
ステイフーリッシュは2番手からメンバー3位タイの36.5秒で内から抜け出したが、最後にブラストワンピースに交わされて0.2秒差の2着。内ラチ沿いをロスなく回り、3、4コーナーで各馬が馬場のいい外を回る中、内をロスなく回って先頭に立って粘り込んだ。ルメール騎手が外枠スタートから内に入れてかなり上手く乗っている。マイネルフロストが故障した煽りを受けた馬が多かったこともプラスに働いている。これで芝2200m重賞では[1−2−0−0]。時々惨敗するが、惨敗した後はきっちりリカバリーするタイプ。次走は昨年2着の京都記念に向かうことになりそうだ。
ラストドラフトは中団の後ろからメンバー2位の36.3秒で大外から伸びて0.5秒差の3着。マイネルフロストが故障した煽りを受け、外に振られて追い出しが遅れるロスがあった。最後は外から鋭く伸びてきたが、さすがにロスが大き過ぎた。渋った馬場、距離2200mをこなしたことは今後に繋がる。小柄な馬で切れ味タイプに映るが、実は地力タイプなのではないか。タフな馬場で注意したい。
ミッキースワローは中団の外からメンバー3位タイの36.5秒で伸びて0.6秒差の4着。マイネルフロストが故障した煽りを受けて外に振られて減速し、そこから追うも伸び切れなかった。いい脚を長く使えるタイプだが、勝負どころで減速したことがかなり堪えている。横山典騎手は最終Rのウィナーポイントで大外一気を決めて憂さを晴らしていた。ミッキースワローは稍重でも走れるが、もっと軽い馬場の方が合っている。
サトノクロニクルは中団から馬群を割ってメンバー5位タイの36.7秒で伸びて5着。勝負どころでマイネルフロストが故障して下がってきた煽りをモロに受ける不利があった。他馬も不利を受けているが、サトノクロニクルが受けた不利が最も大きかった。長期休み明けだったが、不利がありながら最後までしっかり伸びたようにまだ衰えはない。成長力あるハーツクライ産駒。人気にならないうちに狙っていきたい。
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