2019年11月 9日(土) 5回東京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第24回東京中日スポーツ杯武蔵野S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 4 7 ワンダーリーデル 牡 6 横山典弘 56 1.34.6 35.0 9 528 (栗)安田翔伍
2 5 9 タイムフライヤー 牡 4 藤岡佑介 56 1.34.8 35.5 8 464 (栗)松田国英
3 8 15 ダノンフェイス 牡 6 大野拓弥 56 1.34.9 35.0 13 528 (栗)大久保龍
4 1 2 ダンツゴウユウ 牡 5 北村宏司 56 1.35.1 36.0 16 462 (栗)谷潔
5 6 11 サンライズノヴァ 牡 5 森泰斗 59 1.35.2 36.5 3 524 (栗)音無秀孝
6 2 4 アードラー 牡 5 松若風馬 56 1.35.6 35.4 12 482 (栗)音無秀孝
7 2 3 デュープロセス 牡 3 ルメール 55 1.35.6 36.5 2 474 (栗)安田隆行
8 8 16 カフジテイク 牡 7 福永祐一 56 1.35.7 35.7 4 498 (栗)湯窪幸雄
9 4 8 $ドリームキラリ 牡 7 坂井瑠星 56 1.35.8 37.2 7 494 (栗)矢作芳人
10 1 1 グルーヴィット 牡 3 スミヨン 56 1.36.0 37.1 5 488 (栗)松永幹夫
11 3 5 $エアアルマス 牡 4 川田将雅 56 1.36.2 36.4 1 480 (栗)池添学
12 3 6 フェニックスマーク 牡 5 吉田豊 56 1.36.6 36.3 14 548 (美)田島俊明
13 7 14 アディラート 牡 5 石橋脩 56 1.36.6 36.5 11 504 (栗)須貝尚介
14 7 13 $スウィングビート 牡 4 田辺裕信 56 1.36.7 37.8 6 488 (美)加藤征弘
15 5 10 *マジカルスペル 牡 5 内田博幸 56 1.37.6 39.0 10 540 (栗)藤原英昭
16 6 12 ミキノトランペット 牡 5 田中勝春 56 1.38.9 39.1 15 530 (栗)大橋勇樹
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LAP :12.1-11.0-11.6-11.8-12.1-12.1-11.6-12.3
通過:34.7-46.5-58.6-70.7 上り:71.5-59.9-48.1-36.0 平均:1F:11.82 / 3F:35.47
単勝 7 \2520
複勝 7 \690 / 9 \580 / 15 \2110
枠連 4-5 \3890 (17)
馬連 07-09 \21070 (56)
ワイド 07-09 \5600 (55)/ 07-15 \16360 (76)/ 09-15 \24840 (80)
馬単 07-09 \45590 (113)
3連複 07-09-15 \422390 (319/560)
3連単 07-09-15 \2353630 (1794/3360)
ワンダーリーデルは内ラチ沿いの中団の後ろをロスなく進み、直線で外に出すとメンバー最速タイの35.0秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分34秒6。ドリームキラリが逃げて前半5F58.6秒の速い流れ。直線で前に行った馬が失速し、完全前崩れになった。ワンダーリーデルは道中ロスなく回って脚をタメ、直線でスムーズに外に出せたことが大きかったが、最速上がりで突き抜けたようにかなり力をつけている。ここにきて馬体がボリュームアップしてバランスが良くなり本格化を感じさせたため、穴馬で狙って正解だった。ここまで馬体が変わっているのに9番人気。競馬ファンがいかに馬体を見ていないかが分かる。6歳馬でも今充実期を迎えており、この走りなら距離は1800mもこなせそうだ。次走はチャンピオンズCに向かう予定。今年のG1で横山典騎手は3着以内がないが、渾身の騎乗でもう一発を期待してみたい。
タイムフライヤーは中団の内めを進み、直線で外に出してメンバー4位の35.5秒で伸びたが、外からワンダーリーデルで交わされて0.2秒差の2着。エルムS6着、シリウスS6着は先行したが、テン乗りの藤岡佑騎手が中団でタメて切れ味を引き出した。芝1800mでは[2−1−0−0]。ハーツクライ産駒だが、体型的にこれくらいの距離が合うのだろう。17年のホープフルSを勝った馬が復調してきたい。松田国厩舎は武蔵野S[2−2−0−5]でクロフネ、ベルシャザールが勝ち、ハギノハイグレイドが2着。タフなレースが厩舎カラーに合っているのだろう。タイムフライヤーが勝ったホープフルSは消耗戦だった。次走はチャンピオンズCに向かう予定。
ダノンフェイスは後方3番手からメンバー最速タイの35.0秒で追い込んで0.3秒差の3着。近走善戦止まりが続き、ダ1400mでしか勝ったことがない馬が叩き2戦目、ダ1600mで13番人気で激走した。17年に同時期の霜月Sを勝った馬。寒くなると走るデカ馬でこの時期も合うのだろう。速い流れで展開が嵌まった感もあるが、ダ1600mで1分34秒9で走ったことを評価したい。母は心肺機能が高かったアイアムカミノマゴ(阪神牝馬S勝ち馬)。デキが戻ってきたため、OP特別で注意したい。
サンライズノヴァはスタートを決めて2番手につけ、直線で伸び切れず0.6秒差の5着。上がりはメンバー9位タイの36.5秒。速い流れで前に行ったぶんと59キロで伸び切れなかった。この流れならいつも通り差すレースをしていればもっとやれたのではないか。ただし後方一辺倒でなくなってきたことは今後に繋がりそうだ。今後は休養して来年のフェブラリーSを目指す予定。
エアアルマスはスタートを決めて好位につけたが、外からサンライズノヴァに被せられて外に出せず、砂を被ると走るのを嫌がって後退し、直線でも伸びず11着に終わった。砂を被ると嫌がるタイプだが、それがモロに出て全く走っていない。重賞を勝てる能力はあるが、今後もこの気性がネックになりそうだ。
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