京王杯2歳S
2019/11/2 東京競馬場 芝1400m

レース展望


牡馬は[10−7−10−83]、牝馬は[0−3−0−25]。牝馬は4番人気以内[0−3−0−1]、5番人気以下[0−0−0−24]。昨年は1番人気のアウィルアウェイが2着に入った。牝馬は人気馬なら狙えるが勝った馬はいない。関東馬は[3−4−4−69]、関西馬は[7−6−6−38]で関西馬が活躍。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬だった。穴で8番人気前後の関西牡馬に注意。

ビアンフェは新馬戦で2着に負けたが、未勝利、函館2歳Sを2連勝。前走函館2歳Sは1枠1番から前半3F33.6秒で逃げ、メンバー5位の35.6秒で後続を引き離し1分9秒2で優勝。ラスト3Fは11.5−11.7−12.4秒とラップが落ちたが、直線が強い向かい風で差してくる馬がいなかった。父キズナ、母ルシュクルでブランボヌール、エントシャイデンの半弟。距離1F延長と速い上がりに対応できるかがカギ。

マイネルグリットは新馬(重)、フェニックス賞、小倉2歳S(重)を3連勝。前走小倉2歳Sは5番手からメンバー3位の36.2秒で外から差し切って1分10秒5で優勝。重馬場の新馬戦でもいい脚を長く使って差し切っている。母マイネショコラーデは函館2歳S2着馬、祖母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ち馬で2歳の短距離重賞に強い一族。芝1600mの新馬戦を勝っており距離はOK。上がりが速くなり過ぎなければ。

函館2歳S2着馬タイセイビジョン、前走未勝利戦を圧勝したヴァルナ、同コースの新馬戦を勝っているグランチェイサー、前走未勝利戦を勝ったグレイトホーンなど。タイセイビジョンは前走函館2歳Sは出遅れて後方からメンバー最速の34.7秒で伸びて0.3秒差の2着。かなり厳しい位置にいたが、ルメール騎手が内から上手く捌いて持ってきた。阪神芝1400mの新馬戦を好位からメンバー最速の36.1秒で差し切り2馬身半差で勝っており、芝1400mも守備範囲。前2走とも最速上がり、ルメール騎手で1番人気か。


レース回顧

2019年11月 2日(土) 5回東京1日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第55回京王杯2歳S
2歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定)  芝 1400m   10頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 4  4  タイセイビジョン   牡 2 ルメール  55  1.20.8 33.5  1 460 (栗)西村真幸
2 7  8  ビアンフェ         牡 2 藤岡佑介  55  1.21.1 34.4  3 534 (栗)中竹和也
3 5  5  ヴァルナ           牡 2 スミヨン  55  1.21.4 34.3  4 476 (栗)寺島良
4 8 10  グランチェイサー   牡 2 田辺裕信  55  1.21.5 34.5  6 448 (美)矢野英一
5 3  3  グレイトホーン     牡 2 藤田菜七  55  1.21.8 34.6  5 472 (美)根本康広
6 8  9  カップッチョ       牡 2 江田照男  55  1.21.8 34.6  8 448 (美)高市圭二
7 7  7  カイトレッド       牝 2 柴田大知  54  1.22.1 34.6  7 448 (美)和田雄二
8 6  6  セイラブミー       牝 2 三浦皇成  54  1.22.3 34.7  9 452 (美)伊藤大士
9 2  2  マイネルグリット   牡 2 国分優作  55  1.22.5 35.5  2 480 (栗)吉田直弘
10 1  1  アポロニケ         牝 2 津村明秀  54  1.23.0 36.1 10 454 (美)岩戸孝樹
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LAP :12.4-11.1-11.4-11.8-11.3-11.3-11.5
通過:34.9-46.7-58.0-69.3  上り:68.4-57.3-45.9-34.1  平均:1F:11.54 / 3F:34.63
単勝   4 \210 
複勝   4 \110 / 8 \170 / 5 \170 
枠連   4-7 \540 (2) 
馬連   04-08 \560 (2) 
ワイド 04-08 \260 (2)/ 04-05 \280 (3)/ 05-08 \500 (6) 
馬単   04-08 \860 (2) 
3連複 04-05-08 \990 (3/120) 
3連単 04-08-05 \3660 (10/720) 

タイセイビジョンは中団を進み、直線で外からメンバー最速の33.5秒で差し切り2馬身差で圧勝した。勝ちタイム1分20秒8は2歳レコード。ビアンフェが逃げて前半3F34.9秒、5F58.0秒の平均ペース。タイセイビジョンは2位を0.8秒上回る一頭だけ次元の違う走りで重賞初制覇。前走函館2歳Sはビアンフェに逃げ切られたが、直線の長い東京に替わって今度は楽々と差し切った。これでデビューから3戦とも最速上がり。高速決着、高速上がりに対応できたことは今後に繋がりそうだ。近親にユートピア、アロハドリームがいる。次走は朝日杯FSに向かう予定。

ビアンフェはハナを切ってマイペースで進み、メンバー3位の34.4秒でしぶとく粘って0.3秒差の2着。勝ったタイセイビジョンに2馬身差をつけられたが、3着ヴァルナには2馬身差をつけている。函館2歳Sを逃げ切ったことがダテではないことを示した。ひと息入れて馬体は24キロ増えて少しフックラ映ったが、陣営は成長分とコメント。現時点では地力タイプに映るが、半兄エントシャイデンは切れる脚を使える。新種牡馬キズナ産駒。今後どう成長するのか注目したい。次走は朝日杯FSに向かう予定。

ヴァルナは4、5番手を進み、直線で内に突っ込んでメンバー2位の34.3秒で上がって0.6秒差の3着。直線で外に出せず、馬場が荒れた内に突っ込んだが、最後までしぶとく伸びていた。馬体が16キロ減っていたが、前走12キロ増えており、一度使って絞れた面もあるのだろう。スタートが速いため、もっと前につけられるタイプ。次走は距離を延ばして京都2歳Sに向かう予定。

グランチェイサーは3番手からメンバー4位の34.5秒で上がって0.7秒差の4着。前走新潟2歳Sは折り合いを欠いて16着に終わったが、今回は外枠からスムーズなレースをして力を出した。ニシノラッシュの半弟。次走は自己条件になりそうだ。

グレイトホーンは内ラチ沿いの中団後ろにつけ、メンバー5位タイの34.6秒で上がって1.0秒差の5着。直線で前が壁になって外に持ち出すロスがあった。直線でスムーズならもっとやれたのではないか。藤田菜七子騎手は人気を集める。過信しないようにしたい。



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