2019年10月 6日(日) 4回東京2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第70回毎日王冠
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1800m 10頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 8 9 ダノンキングリー 牡 3 戸崎圭太 54 1.44.4 33.4 1 454 (美)萩原清
2 3 3 アエロリット 牝 5 津村明秀 55 1.44.6 34.5 2 516 (美)菊沢隆徳
3 4 4 インディチャンプ 牡 4 福永祐一 58 1.44.8 34.4 3 476 (栗)音無秀孝
4 6 6 ペルシアンナイト 牡 5 シュタル 57 1.44.9 34.3 4 492 (栗)池江泰寿
5 5 5 ランフォザローゼス 牡 3 北村宏司 54 1.45.0 34.2 8 490 (美)藤沢和雄
6 8 10 $モズアスコット 牡 5 内田博幸 57 1.45.0 34.0 5 498 (栗)矢作芳人
7 2 2 ギベオン 牡 4 岩田望来 56 1.45.0 34.3 6 506 (栗)藤原英昭
8 7 8 ハッピーグリン 牡 4 服部茂史 56 1.45.5 34.7 10 456 [地]田中淳司
9 1 1 ケイアイノーテック 牡 4 幸英明 57 1.45.8 35.4 7 470 (栗)平田修
10 7 7 マイネルファンロン 牡 4 柴田大知 56 1.46.7 36.1 9 470 (美)手塚貴久
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LAP :12.9-11.3-11.3-11.5-11.5-11.6-11.2-11.3-11.8
通過:35.5-47.0-58.5-70.1 上り:68.9-57.4-45.9-34.3 平均:1F:11.60 / 3F:34.80
単勝 9 \160
複勝 9 \110 / 3 \120 / 4 \130
枠連 3-8 \290 (1)
馬連 03-09 \300 (1)
ワイド 03-09 \140 (1)/ 04-09 \180 (2)/ 03-04 \260 (3)
馬単 09-03 \420 (1)
3連複 03-04-09 \360 (1/120)
3連単 09-03-04 \1000 (1/720)
ダノンキングリーは出遅れて最後方を進み、大外からメンバー最速の33.4秒で差し切ってレースを制した。アエロリットが逃げて前半3F35.5秒、5F58.5秒。前に行った安田記念1、2着馬が直線で粘り込んだが、ダノンキングリーが持ち前の末脚の威力で捻じ伏せた。レースは2F目から最後まで11秒台のラップで能力と末脚の持続力が問われる展開だった。3歳馬で54キロが有利だったとはいえ、出遅れて安田記念1、2着馬を差し切ったのだから大したもの。昨年から相馬眼的に評価してきたが、やはり相当な能力がある。馬体重は春と同じだったが、全体的にボリュームアップしてパワーアップしていた。今後は天皇賞(秋)は使わずにマイルCSに向かう予定。右回りでも走れるが、左回りの芝1800mが合うタイプ。来年のドバイターフが楽しみだ。
アエロリットはハナを切って昨年より0.5秒速い前半5F58.5秒で進み、直線でインディチャンプに交わされたが、ラスト1Fで手前を替えて差し返し2着に入った。上がりはメンバー7位の34.5秒。昨年は1分44秒5で走って3歳馬ステルヴィオ(次走マイルCS1着)を完封し優勝。今年は1分44秒6で走って3歳馬ダノンキングリーに差されて2着。自分のレースはできており、出遅れて大外一気で勝ったダノンキングリーが強かったということなのだろう。春と馬体の増減はなかったが、休み明けで少し余裕残しの仕上げだった。次走は天皇賞(秋)に向かう予定。
インディチャンプはスタートを決めて2番手につけ、メンバー6位の34.4秒で上がり、直線で一旦先頭に立ったが、外からダノンキングリー、内からアエロリットに交わされて0.4秒差の3着。休み明けで馬体が6キロ増えて少し余裕残しの仕上げ、他馬より重い58キロを背負っていたことを考えると内容は悪くない。最後に止まったのは、休み明け、58キロ、距離1800mのどれもが影響したのではないか。馬体がずんぐりむっくりしてきており、距離適性が短い方に傾いている。次走はマイルCS。前につけられるようになったことが裏目に出なければ。
ペルシアンナイトは中団からメンバー4位タイの34.3秒で伸びえ0.5秒差の4着。3着インディチャンプとは半馬身差。休み明けでも仕上がりは良かったが、前の2頭と捕まえるところまで行かなかった。札幌記念でひと叩きしたぶんのアドバンテージがあったが、能力差を感じさせる走りだった。シュタルケ騎手は馬場が緩かったとコメント。芝は良だが、ダートは稍重。そのあたりの影響もあったか。
モズアスコットは後方からメンバー2位の34.0秒で追い込んで0.6秒差の6着。道中フワフワして行きっぷりが悪く、ラスト1Fからようやくエンジンがかかって6着まで追い上げた。調教で好タイムを出して攻めていたが、馬体10キロ増で太め残りだった。内田博騎手はどこか体が悪いのか、道中スムーズなレースができないことが非常に多い。次走はマイルCS。馬体が絞れてまともな騎乗ができれば、こんな負け方をする馬ではない。
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