2019年 9月22日(日) 4回中山7日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第65回産経賞オールカマー
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2200m 10頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 8 9 スティッフェリオ 牡 5 丸山元気 56 2.12.0 34.0 4 442 (栗)音無秀孝
2 1 1 ミッキースワロー 牡 5 菊沢一樹 56 2.12.3 33.4 3 476 (美)菊沢隆徳
3 4 4 グレイル 牡 4 戸崎圭太 56 2.12.4 33.6 6 494 (栗)野中賢二
4 7 8 レイデオロ 牡 5 福永祐一 58 2.12.4 33.9 1 482 (美)藤沢和雄
5 3 3 クレッシェンドラヴ 牡 5 内田博幸 56 2.12.5 33.9 5 490 (美)林徹
6 2 2 ゴーフォザサミット 牡 4 石橋脩 56 2.12.5 34.3 7 504 (美)藤沢和雄
7 8 10 ショウナンバッハ 牡 8 吉田豊 56 2.12.6 33.6 8 450 (美)上原博之
8 6 6 *エンジニア 牡 6 津村明秀 56 2.12.8 34.3 10 480 (美)牧光二
9 7 7 ウインブライト 牡 5 松岡正海 58 2.13.5 35.1 2 494 (美)畠山吉宏
10 5 5 トニーファイブ セ 4 藤田菜七 56 2.16.2 38.0 9 444 (栗)森秀行
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LAP :12.6-11.2-12.8-12.6-12.6-12.2-12.2-11.8-11.2-11.0-11.8
通過:36.6-49.2-61.8-74.0 上り:70.2-58.0-45.8-34.0 平均:1F:12.00 / 3F:36.00
単勝 9 \1120
複勝 9 \320 / 1 \200 / 4 \370
枠連 1-8 \1980 (6)
馬連 01-09 \2240 (10)
ワイド 01-09 \730 (10)/ 04-09 \1780 (18)/ 01-04 \1000 (12)
馬単 09-01 \4660 (18)
3連複 01-04-09 \8450 (26/120)
3連単 09-01-04 \54310 (141/720)
スティッフェリオはハナを切って前半5F61.8秒のスローペースで進め、ラスト4Fからペースアップして後続を引き離しレースを制した。勝ちタイムは2分12秒0。ラスト5Fは58.0秒、ラスト4Fのラップは11.8−11.2−11.0−11.8秒。雨が降らず高速馬場で上がりの速いレースになった。スティッフェリオはマイーペースで逃げて勝負どころで後続を引き離し、最後まで11秒台のラップでまとめて快勝。スローペースで切れる脚を使える馬が控えたとはいえ、ラスト4Fを高速ラップでまとめたように力をつけている。これで福島記念、小倉大賞典に続き重賞3勝目。右回りの中距離では堅実に走っている。次走は天皇賞(秋)に向かう予定。左回り、58キロ、高速上がりなど課題は多いが、どこまで踏ん張れるか。
ミッキースワローは後方2番手からメンバー最速の33.4秒で追い込んで0.3秒差の2着。スローの上がり勝負で展開が向かず、1枠1番も生かせなかったが、最速上がりで2着まで追い上げた。セントライト記念でメンバー最速の33.4秒でアルアインを差して勝った馬。全面野芝の中山が合っているのだろう。雨が降らなかったこともプラスに働いている。これで中山では6戦して上がりは全てメンバー最速。次走は天皇賞(秋)は使わずに福島記念に向かう予定。同コースの七夕賞を勝っており、コース適性を考慮してのものか。
グレイルは中団の内から直線で馬群を捌いてメンバー2位タイの33.6秒で伸びて0.4秒差の4着。岩田騎手が道中内をロスなく回り、直線で捌いて持ってきた。昨年のセントライト記念で3着がある馬。これでG2以下、右回り、芝2000〜2200mでは[2−0−2−0]で堅実に走っている。
レイデオロは中団からメンバー4位タイの33.9秒で上がって0.4秒差の4着。昨年勝ったオールカマーは前半5F60.5秒で中団からメンバー最速の34.3秒で上がって勝ったが、今年は流れが緩んで上がり勝負になり切れ負け。前走宝塚記念もそうだったが、勝負どころで踏ん張りがきかなくなっている。少し一本調子になってきたか。休み明けでも馬体は太め感なく仕上がっていた。次走は社台が使い分けしそうだが、天皇賞(秋)またはジャパンCになりそうだ。
クレッシェンドラヴは中団からメンバー4位タイの33.9秒で上がって0.5秒差の5着。直線で前が使って外に持ち出すロスがあり、追えたのはラスト1Fを過ぎてから。いい脚を長く使えるタイプだが、全く持ち味を生かせなかった。直線の脚色から見てまともなら2、3着があったのではないか。馬はG2で通用するレベルに到達している。今年の重賞で内田博騎手は[1−1−1−24]で連対率7.4%。年々パフォーマンスが落ちている。
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