2019年 9月15日(日) 4回阪神4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第37回関西テレビ放送賞ローズS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m・外 12頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 4 4 ダノンファンタジー 牝 3 川田将雅 54 1.44.4 33.1 1 458 (栗)中内田充
2 8 11 ビーチサンバ 牝 3 福永祐一 54 1.44.4 33.4 6 474 (栗)友道康夫
3 6 8 ウィクトーリア 牝 3 戸崎圭太 54 1.44.4 33.3 2 466 (美)小島茂之
4 7 10 シゲルピンクダイヤ 牝 3 和田竜二 54 1.44.6 33.3 4 460 (栗)渡辺薫彦
5 1 1 メイショウショウブ 牝 3 池添謙一 54 1.44.9 33.4 8 482 (栗)池添兼雄
6 8 12 スイープセレリタス 牝 3 ルメール 54 1.45.1 34.1 3 492 (美)藤沢和雄
7 5 5 モアナアネラ 牝 3 北村友一 54 1.45.1 33.5 10 420 (栗)石坂正
8 6 7 アルティマリガーレ 牝 3 浜中俊 54 1.45.1 33.9 7 444 (栗)佐々木晶
9 5 6 シャドウディーヴァ 牝 3 岩田康誠 54 1.45.4 34.1 5 472 (美)斎藤誠
10 3 3 ビックピクチャー 牝 3 岩田望来 54 1.45.8 34.3 9 416 (栗)藤原英昭
11 2 2 ベストクィーン 牝 3 幸英明 54 1.45.8 34.0 12 414 (栗)西橋豊治
12 7 9 ラシェーラ 牝 3 藤岡佑介 54 1.45.8 33.9 11 446 (栗)笹田和秀
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LAP :12.8-11.2-11.4-11.7-12.2-11.7-11.0-10.5-11.9
通過:35.4-47.1-59.3-71.0 上り:69.0-57.3-45.1-33.4 平均:1F:11.60 / 3F:34.80
単勝 4 \220
複勝 4 \120 / 11 \280 / 8 \140
枠連 4-8 \570 (2)
馬連 04-11 \1600 (6)
ワイド 04-11 \560 (6)/ 04-08 \260 (1)/ 08-11 \900 (13)
馬単 04-11 \2300 (8)
3連複 04-08-11 \2250 (5/220)
3連単 04-11-08 \10700 (29/1320)
ダノンファンタジーは好スタートから先頭に立った後に控えて道中は中団を進み、直線で外に出して追い出すとメンバー最速の33.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイム1分44秒4はレコード。スイープセレリタスが逃げて前半5F59.3秒。高速馬場でレースの上がりが33.4秒(11.0−10.5−11.9秒)と速くなった。ダノンファンタジーは直線で外に出すために減速しそこで前に離されたが、ラスト1Fを過ぎた後から鋭く伸びて最後は地力で差し切った。最終調教の動きは良かったが、パドックを見ると休み明けといった雰囲気で次に上積みが見込めそうな仕上がりだった。これで休み明けは[3−0−0−0]、阪神芝は[4−0−0−1]。54キロでは[5−1−0−0]となった。高速決着で最速上がりで差して勝ったことは今後に繋がりそうだ。次走は秋華賞。直線の短い小回りコースで走ったことがない点がどう出るか。
ビーチサンバは2番手から早めに先頭に立ち、メンバー3位タイの33.4秒でまとめてクビ差の2着。直線でウィクトーリアに前に出られたが、最後に差し返した。阪神JFでは外枠から外を回ってダノンファンタジーに0.2秒差の3着、クイーンCではクロノジェネシスにクビ差の2着があったが、オークスで15着に惨敗したことで6番人気の低評価だった。最終調教で馬体が少し太く映ったことも人気に影響しているのだろう。当日は馬体2キロ減で太くはなかった。次走は秋華賞。母フサイチエアデールはローズS2着、秋華賞5着。直線の短い小回りコースが初めてになる点にリスクがあるが、立ち回りの上手いレース巧者だけに侮れない。
ウィクトーリアは4番手からメンバー2位タイの33.3秒で伸びてクビ+頭差の3着。直線でビーチサンバを交わして先頭に立ったが、最後に差し返された。栗東に入厩して乗り込んでいたが、馬体は6キロ増で少し余裕残しの仕上げだった。最後に伸び切れなかったのは、そのあたり影響もあるのだろう。函館と中山芝1800mで勝っており、小回りコースを経験しているのは強み。母ブラックエンブレムは11番人気で秋華賞を制した馬。戸崎騎手は関西圏のG1で2歳馬を除くと[0−2−0−29]で未勝利。これがどう出るか。
シゲルピンクダイヤは内めの4、5番手につけ、メンバー2位タイの33.3秒で内から伸びて0.2秒差の4着。チューリップ賞と桜花賞で最速上がりを繰り出して2着に入った馬だが、いつもより前につけたぶん伸び切れなかった。ゲート入りをてこずったようだが、春より精神面は成長して煩くなくなってきている。距離的なものがあるのか、和田騎手はここで決めておきたかったとコメントしている。本番はもっとタメて末脚を生かすレースをすることになりそうだ。
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