2019年 8月11日(祝) 2回新潟6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第54回関屋記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1600m・外 18頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 7 13 ミッキーグローリー 牡 6 ルメール 56 1.32.1 32.2 1 554 (美)国枝栄
2 7 14 ミエノサクシード 牝 6 川島信二 54 1.32.2 32.9 6 474 (栗)高橋亮
3 3 6 ソーグリッタリング 牡 5 浜中俊 57 1.32.2 33.2 4 480 (栗)池江泰寿
4 5 9 ディメンシオン 牝 5 戸崎圭太 54 1.32.2 32.5 8 462 (栗)藤原英昭
5 3 5 サラキア 牝 4 丸山元気 54 1.32.4 32.9 5 456 (栗)池添学
6 4 7 ロードクエスト 牡 6 M.デム 57 1.32.4 31.9 11 462 (美)小島茂之
7 4 8 エントシャイデン 牡 4 中谷雄太 56 1.32.5 33.1 13 468 (栗)矢作芳人
8 6 11 リライアブルエース 牡 6 吉田豊 56 1.32.5 32.8 9 496 (栗)矢作芳人
9 5 10 ロシュフォール 牡 4 田辺裕信 56 1.32.7 33.2 3 520 (美)木村哲也
10 2 4 オールフォーラヴ 牝 4 和田竜二 54 1.32.9 33.9 7 464 (栗)中内田充
11 8 17 ハーレムライン 牝 4 木幡巧也 54 1.32.9 33.7 12 480 (美)田中清隆
12 6 12 フローレスマジック 牝 5 三浦皇成 54 1.33.0 33.3 10 478 (美)木村哲也
13 8 18 トミケンキルカス 牡 7 柴田大知 56 1.33.2 34.4 15 516 (美)大和田成
14 2 3 ケイデンスコール 牡 3 石橋脩 53 1.33.3 33.5 2 462 (栗)安田隆行
15 8 16 サンマルティン セ 7 津村明秀 56 1.33.9 33.6 14 508 (美)国枝栄
16 1 2 ヤングマンパワー 牡 7 武藤雅 57 1.34.4 35.0 16 538 (美)手塚貴久
17 1 1 マイネルアウラート 牡 8 野中悠太 57 1.36.0 38.0 17 470 (美)高橋裕
消 7 15 *ファストアプローチ セ 4 木幡育也 56 ------ ---- -- --- (美)藤沢和雄
------------------------------------------------------------------------------
LAP :12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5
通過:34.7-46.5-58.0-69.8 上り:68.6-57.4-45.6-34.1 平均:1F:11.51 / 3F:34.54
単勝 13 \380
複勝 13 \170 / 14 \260 / 6 \240
枠連 7-7 \2360 (8)
馬連 13-14 \2360 (8)
ワイド 13-14 \840 (7)/ 06-13 \630 (2)/ 06-14 \1150 (16)
馬単 13-14 \3790 (11)
3連複 06-13-14 \5580 (16/680)
3連単 13-14-06 \26410 (58/4080)
ミッキーグローリーは後方3番手を進み、大外からメンバー2位の32.2秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分32秒1。マイネルアウラートが大逃げして前半5F58.0秒。2番手以下は離れており、実質は平均より緩い流れで上がり勝負。ミッキーグローリーは直線で前が壁になり、かなり厳しい位置にいたが、外に持ち出すと鋭く伸びてきっちり差し切った。前走マイルCSで内が有利な馬場で外を回って0.2秒差の5着に入った馬。長期休み明けで後方からのレースになったが、最後は力で捻じ伏せた。1番人気では[6−0−0−0]で人気に応えるタイプ。ルメール騎手では[2−0−1−0]で3着以内を確保。国枝厩舎は前週のレパードSをハヤヤッコで勝っており2週連続重賞制覇となった。今後は富士Sあたりを使ってマイルCSを目指すことになりそうだ。
ミエノサクシードは5、6番手からメンバー5位タイの32.9秒で伸びて0.1秒差の2着。ヴィクトリアマイル6着、中京記念4着と追い込んで届かないレースが続いていたが、好位につけて32秒台の上がりを繰り出して2着を確保。重賞では[0−1−3−6]で10戦目にして初めて連対した。6歳牝馬だが、レースぶりが安定し、近走は必ず速い上がりを繰り出している。7〜9月は[2−2−0−4]で暑さにも強いのだろう。今後は未定だが、サマーマイルシリーズの優勝を目指して京成杯AHに向かうことになりそうだ。
ソーグリッタリングは3番手からメンバー8位タイの33.2秒で抜け出したが、外から2頭に差されて0.1秒差の3着。手応えが良過ぎて早めに先頭に立ったことが堪えたが、最後までしぶとく伸びていた。勝ったミッキーグローリーより1キロ重い57キロを背負っていたことも考慮しておきたい。六甲S、都大路Sを連勝し、エプソムC3着、関屋記念3着。本格化して重賞で勝ち負けできるレベルに到達している。好位からひと脚使えるレース巧者で紛れが少ないのは魅力。どこかで重賞制覇がありそうだ。
ディメンシオンは中団からメンバー3位の32.5秒で伸びて0.1秒差の4着。近走不振が続いていたが、2戦2勝の新潟外回りで見せ場を作った。7〜9月は[3−0−0−2]で夏場走るタイプ。左回りの芝1600〜1800mが合うタイプ。府中牝馬Sに使ってきたら注意したい。
ロシュフォールは出遅れて前半押して中団に押し上げ、メンバー8位タイの33.2秒で上がって0.6秒差の9着。32秒台の末脚を繰り出せる馬だが、前半脚を使ったことが堪えたのか、いつもほど切れる脚を使えなかった。前走七夕賞と同じ前半5F58.0秒。経験を積めば対応できそうだが、現時点ではもっとゆったりとした流れが合っている。相馬眼的にいつ重賞を勝ってもおかしくない馬。ルメール騎手を乗せてきたら要注意。
|