CBC賞
2019/6/30 中京競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。前走牡馬混合G2以上は[2−1−1−2]、OP特別は[0−0−0−3]。58キロ以上は[2−0−1−0]、56、57キロは[0−0−0−4]。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−4−4]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は2連対。最近5年の馬連は26倍、11倍、114倍、183倍、79倍。ハンデ戦で波乱傾向が強い。

52キロ以下は[0−4−0−26]で5、7、7、9番人気が2着。軽量馬は2着に絡めたい。56キロは[3−1−4−20]だが、57キロは[0−0−1−10]。トップハンデは[2−0−2−7]で2連対のみ。10番人気以下は[1−1−2−70]で3着以内に入った4頭のうち3頭が12番より外枠だった。外枠からスムーズなレースをした馬が激走している。大穴で前走OP特別で負け、12番より外枠に入った馬に注意。

レッドアンシェルはアーリントンC2着、リゲルS1着がある。前走彦根Sは3番手からメンバー3位タイの32.8秒で抜け出して1分7秒3で2馬身半差で圧勝。前半3F34.3秒だったが、2F目から10秒台のラップが4F続く展開で芝1200m適性を示した。ハンデは前走より1キロ軽い56キロ。初の中京、3着以内がない左回りがカギ。過去10年のCBC賞で福永騎手は[2−0−1−2]で2勝。今年の芝重賞では1600m以下[3−3−3−9]、1800m以上[0−1−3−13]でマイル以下で活躍している。

アウィルアウェイは新馬、ダリア賞を連勝して京王杯2歳Sでハナ差の2着に入った。今年はフィリーズレビュー7着、桜花賞10着に終わったが、初の芝1200mとなった前走葵Sは6番手からメンバー5位タイの33.7秒で伸びて0.2秒差の3着。直線で前にいた馬がフラフラしてスムーズさを欠いたことが堪えた。半兄インディチャンプは安田記念を優勝。マイルまではこなせそうだが、気性的に短い距離が合っている。過去10年のCBC賞で牝馬は[2−3−2−41]で5連対。前走より4キロ軽い51キロで出走できる。

昨年CBC賞と北九州記念を連勝したアレスバローズ、高松宮記念2着馬セイウンコウセイ、同3着馬ショウナンアンセム、前走春雷Sを勝ったビップライブリー、前走水無月S2着のラベンダーヴァレイなど。アレスバローズは昨年のCBC賞は54キロ、北九州記念は56キロだったが、今回は57.5キロを背負う。日曜は雨の予報。渋った馬場の克服がカギ。セイウンコウセイは前走高松宮記念で3番手から伸びて0.1秒差の2着。17年に稍重の高松宮記念を勝った馬。トップハンデ58キロを背負うが、道悪で粘り込みに注意。

ショウナンアンセムは前走高松宮記念でメンバー2位の33.4秒で追い込んで0.1秒差の3着。17番人気で穴をあけた。ハンデは前走より1キロ軽い56キロ。道悪をこなすタイプ。メンバー的に逃げる手もあるか。ビップライブリーは前走春雷Sを2番手から抜け出して1分7秒7で優勝。初めて1200mで勝ち、1分7秒台の決着に対応できた。稍重以上では[3−3−0−2]の道悪巧者。ハンデは前走より1キロ増の56キロ。過去10年のCBC賞で和田騎手は[0−0−0−8]、今年の重賞では[0−2−0−22]。


レース回顧

2019年 6月30日(日) 3回中京2日  天候: 雨   馬場状態:不良
11R  第55回CBC賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1200m   13頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 6  9  レッドアンシェル   牡 5 福永祐一  56  1.09.8 34.4  1 466 (栗)庄野靖志
2 4  4  アレスバローズ     牡 7 川田将雅 57.5 1.09.8 34.4  7 496 (栗)角田晃一
3 3  3  セイウンコウセイ   牡 6 幸英明    58  1.09.9 35.0  2 506 (美)上原博之
4 6  8  キョウワゼノビア   牝 6 中井裕二  52  1.10.0 34.4  8 476 (栗)角田晃一
5 5  7  ビップライブリー   牡 6 和田竜二  56  1.10.3 35.3  5 476 (栗)清水久詞
6 1  1  グランドボヌール   牡 5 城戸義政  54  1.10.4 35.3  6 478 (栗)鈴木孝志
7 5  6  コパノディール     牝 6 松若風馬  49  1.10.4 35.1 11 446 (美)武藤善則
8 8 13  アウィルアウェイ   牝 3 浜中俊    51  1.10.7 34.9  3 460 (栗)高野友和
9 4  5  ラインスピリット   牡 8 森一馬    56  1.10.8 35.8 12 438 (栗)松永昌博
10 7 10  ラベンダーヴァレイ 牝 6 岩田望来  51  1.10.9 35.5  9 440 (栗)藤原英昭
11 7 11  メイショウケイメイ 牝 3 秋山真一  50  1.11.3 36.0 10 422 (栗)南井克巳
12 2  2  ショウナンアンセム 牡 6 藤岡康太  56  1.11.5 36.2  4 490 (美)田中剛
13 8 12  タマモブリリアン   牝 6 西村淳也  53  1.11.5 35.9 13 484 (栗)南井克巳
------------------------------------------------------------------------------
LAP :12.4-11.0-11.5-11.2-11.3-12.4
通過:34.9-46.1-57.4-69.8  上り:69.8-57.4-46.4-34.9  平均:1F:11.63 / 3F:34.90
単勝   9 \340 
複勝   9 \150 / 4 \300 / 3 \200 
枠連   4-6 \1380 (5) 
馬連   04-09 \1800 (6) 
ワイド 04-09 \680 (6)/ 03-09 \490 (2)/ 03-04 \1110 (13) 
馬単   09-04 \2960 (7) 
3連複 03-04-09 \3350 (7/286) 
3連単 09-04-03 \16300 (31/1716) 

レッドアンシェルは6番手の外につけ、メンバー最速タイの34.4秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分9秒8(不良)。セイウンコウセイが逃げて前半3F34.9秒。レースのラスト3Fは11.1−11.3−12.4秒。レッドアンシェルは前走初の芝1200mになった彦根Sを1分7秒3の好タイムで圧勝した馬。1番人気に支持され、外を回って差し切る強い内容で重賞初制覇を飾った。やはり前走の勝ちっぷりは重賞級だった。ただし2着馬より1.5キロ、3着馬より2キロ軽い56キロだったことを考慮しておきたい。これで芝1200mで2戦2勝。ようやく適距離を見つけることができた。水掻きがついているといわれるほど道悪は得意。福永騎手は中京で乗れている。今後はキーンランドC、北九州記念、セントウルSのどれかを使ってスプリンターSを目指すことになりそうだ。

アレスバローズは後方から最内を突いてメンバー最速の34.4秒で伸びてクビ差の2着。川田騎手が内を突く一発狙いが上手く嵌まった印象。陣営は道悪が苦手と泣きを入れていたが、不良馬場で2着に激走した。これまでG1を除き稍重以上では[1−1−1−2]。陣営のコメントより実績を評価した方が良さそうだ。ラジオNIKKEI賞でも道悪が苦手と柴田大騎手がコメントしていたマイネルサーパスが2着に激走している。昨年のCBC賞を54キロで勝った馬が57.5キロを背負って2着を確保。川田騎手の乗り方が大きかったが、7歳馬でも大きな衰えがないことを示した。

セイウンコウセイは前半3F34.9秒で逃げ、メンバー5位の35.0秒で粘って0.1秒差の3着。最速上がりで上がった2頭に切れ負けしたが、トップハンデ58キロを背負ってよく粘っている。これで中京芝1200mは[1−1−1−1]。高松宮記念1、2着の実績はダテでない。アドマイヤムーン産駒で道悪をこなすタイプ。渋った馬場もプラスに働いている。

ビップライブリーは2番手から伸び切れず0.5秒差の5着。上がりはメンバー7位タイの35.3秒。前走春雷Sを2番手から抜け出して勝ったため、和田騎手が2番手につけたが、結果的にもう少しタメた方が良かったか。休み明けで馬体10キロ増。太くはなかったが、そのあたりも少し影響したのだろう。道悪は得意だけに少し物足りない内容だった。

アウィルアウェイは行き脚がつかず最後方からメンバー4位の34.9秒で追い込んで0.9秒の8着。不良馬場で最後方からでは厳しかった。走法的には道悪をこなしそうだが、末脚の切れ味で勝負するタイプ。パンパンの良馬場で上がりが速くなるレースで注意したい。芝1200mではもう少しキャリアを積む必要がある。



[Home]