2019年 4月21日(日) 3回京都2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第50回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1600m・外 10頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 6 6 ダノンプレミアム 牡 4 川田将雅 57 1.32.6 32.2 1 500 (栗)中内田充
2 7 8 グァンチャーレ 牡 7 池添謙一 56 1.32.8 32.5 5 472 (栗)北出成人
3 2 2 パクスアメリカーナ 牡 4 藤岡佑介 56 1.32.8 32.1 4 462 (栗)中内田充
4 3 3 インディチャンプ 牡 4 福永祐一 56 1.32.8 32.1 2 470 (栗)音無秀孝
5 1 1 ストーミーシー 牡 6 北村友一 56 1.33.0 32.0 8 528 (美)斎藤誠
6 8 9 ケイアイノーテック 牡 4 シュタル 58 1.33.2 32.1 6 470 (栗)平田修
7 4 4 $モズアスコット 牡 5 ルメール 58 1.33.6 32.8 3 496 (栗)矢作芳人
8 8 10 メイショウオワラ 牝 5 武豊 54 1.34.1 33.5 7 458 (栗)岡田稲男
9 5 5 コウエイタケル 牡 8 小牧太 56 1.34.2 33.0 9 502 (栗)山内研二
10 7 7 トーアライジン 牡 6 松山弘平 56 1.34.8 33.5 10 510 (栗)村山明
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LAP :12.6-11.4-12.0-12.5-11.8-10.9-10.3-11.1
通過:36.0-48.5-60.3-71.2 上り:68.6-56.6-44.1-32.3 平均:1F:11.57 / 3F:34.72
単勝 6 \130
複勝 6 \110 / 8 \230 / 2 \190
枠連 6-7 \1070 (4)
馬連 06-08 \1090 (4)
ワイド 06-08 \360 (4)/ 02-06 \250 (2)/ 02-08 \830 (10)
馬単 06-08 \1200 (5)
3連複 02-06-08 \1800 (7/120)
3連単 06-08-02 \4680 (16/720)
ダノンプレミアムは2番手を進み、メンバー5位の32.2秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分32秒6。グアンチャーレが逃げて前半3F36.0秒、5F60.3秒のスローペース。上がりは32.3秒でラップは10.9−10.3−11.1秒。究極の上がり勝負になった。ダノンプレミアムは2番手から抜け出す正攻法のレースで快勝。これまで33秒台で上がったのは朝日杯FSの33.6秒(1位)しかなかったが、32.2秒で上がって切れ不足を払拭。パドックではテンションが高かったが、レースではスローペースで折り合って全く問題なかった。これで芝2000m以下では[6−0−0−0]。次走は安田記念。まだマイルのハイペースを経験していない点にリスクがあるが、能力と体力で乗り越える可能性がある。アーモンドアイ、ビューティージェネレーションとの対決が楽しみだ。
グァンチャーレはハナを切ってマイペースで進め、メンバー6位の32.5秒でまとめて0.2秒差の2着。ラスト3Fを10.9−10.3−11.4秒でまとめており、普通のレースならあっさり押し切っているが、勝ったダノンプレミアムが強過ぎた。これで京都芝1600mは[3−3−0−2]。15年のシンザン記念を勝った馬が7歳になって本格化してきた。北海道サマーセールで210万円で取り引きされた馬が本賞金2億5717万円。馬主孝行の馬。次走は安田記念に向かう予定。先行策であっと言わせるか。
パクスアメリカーナは内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー2位タイの32.1秒で伸びて0.2秒差の3着。2着とは頭差。勝負どころで反応が悪く前に離されたが、最後にしぶとく伸びて3着まで追い上げた。少し時計の掛かる馬場が合うタイプで33秒台で上がったのは超スローペースの新馬戦しかなかったが、上がり勝負に対応して地力を示した。全姉ホエールキャプチャはスローの上がり勝負になった府中牝馬Sを勝っている。次走は安田記念に向かう予定だったが、左第3中手骨の骨折が判明し休養することになった。
インディチャンプは3、4番手の外からメンバー2位タイの32.1秒で伸びて0.2秒差の4着。3着とはクビ差。究極の上がり勝負で持ち味を生かせなかった。スローペースで頭を上げて掛かっていたが、それでも32.1秒で上がったように能力を示した。ひと息入れて馬体10キロ増。次走の安田記念に向けて少し余裕残しの仕上げだったことも影響したのだろう。東京新聞杯を1分31秒9で勝った馬。安田記念は目一杯に仕上げで勝ちにくるのだろう。
モズアスコットは中団から伸び切れず1.0秒差の7着。上がりはメンバー7位の32.8秒。この馬なりに速い上がりを繰り出しているが、上位の馬に切れ負け。昨年の安田記念を勝ったときは前半5F56.8秒のハイペースだった。速い流れで心肺機能の高さを生かすタイプ。究極の上がり勝負では厳しかった。馬体が15キロ増えて太かったことも影響している。次走は安田記念。立て直してどこまで仕上がってくるか。
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