ニュージーランドT
2019/4/6 中山競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。単勝2倍台は[1−0−1−1]、3倍台は[3−2−0−1]、4倍台は[0−0−0−1]。前走重賞で4〜6着に負けた馬は[3−0−1−0]で堅実。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。6〜9番人気、10番人気以下は各3連対。最近5年の馬連は14倍、29倍、221倍、293倍、9倍で荒れている。

連対馬20頭のうち17頭が前走5着以内。前走重賞で5着以内に入った馬が活躍している。前走6、6、8着から連対した3頭は前2走とも重賞に出走していた。前走10着以下は[0−0−1−27]で3着止まり。中山芝1600mはコースロスのある外枠が不利。8枠は[1−1−2−17]で連対は1番人気のみ。1枠は[0−0−0−18]で不振。2枠が4連対、3枠が6連対。2、3枠に入った馬に注意したい。

アガラスはデビューから全て1800mを使い、新馬1着、コスモス賞2着、東スポ杯2歳S2着、きさらぎ賞7着。東スポ杯2歳Sでは直線でスムーズさを欠いたが、メンバー最速の33.7秒で追い込んでハナ差の2着に入った。前走きさらぎ賞は戸崎騎手が騎乗し、道中折り合いを欠き、直線でもスムーズさを欠きブービーの7着。休み明けで京都に輸送し馬体が12キロ増えていた。今回は新馬、コスモス賞で騎乗したルメール騎手に乗り替わる。これまで4戦の前半3Fは36秒以上。初マイルでルメール騎手がどんなレースをするか。

デイリー杯2歳S2着馬メイショウショウブ、京都2歳S4着馬ミッキーブラック、ホープフルS4着馬コスモカレンドゥラ、函館2歳S&京王杯2歳S3着馬カルリーノ、前走500万条件を勝ったヴィッテルスバッハ、グラナタスなど。メイショウショウブはデイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズに0.1秒差の2着に入った。阪神JFは2番手から伸び切れず6着、前走チューリップ賞は出遅れた後に上がって行ったが、直線で一杯になって9着。過去10年で牝馬は[0−0−2−12]で3着止まり。テン乗りの横山典騎手が騎乗する。

ミッキーブラックは新馬、芙蓉Sを連勝したが、その後は4、9、8着。これまでスローペースしか経験しておらず、芝1600mも初めて。切れより地力タイプ。テン乗りの松岡騎手が強気な騎乗で持ってくるか。ヴィッテルスバッハは芝1600m[2−0−0−1]で前走東京の500万条件をメンバー最速の32.9秒で差し切った。中山芝1600mでは未勝利戦を勝っている。テン乗りの戸崎騎手に乗り替わる。今年はメンバー的に超人気薄が激走する可能性がある。16年は2ー14−12番人気で3連単100万馬券が飛び出した。


レース回顧

2019年 4月 6日(土) 3回中山5日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第37回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 1600m   15頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 1  1  ワイドファラオ     牡 3 内田博幸  56  1.34.2 33.9  4 512 (栗)角居勝彦
2 2  3  メイショウショウブ 牝 3 横山典弘  54  1.34.2 33.6  3 480 (栗)池添兼雄
3 3  4  ヴィッテルスバッハ 牡 3 戸崎圭太  56  1.34.4 33.3  2 462 (美)池上昌和
4 6 11  アガラス           牡 3 ルメール  56  1.34.6 33.7  1 504 (美)古賀慎明
5 4  6  ショーヒデキラ     牡 3 野中悠太  56  1.34.8 33.9 11 470 (美)鈴木伸尋
6 8 15  コスモカレンドゥラ 牡 3 丹内祐次  56  1.34.8 34.1 10 446 (美)田中博康
7 4  7  ココフィーユ       牝 3 大野拓弥  54  1.34.9 34.5  8 430 (美)斎藤誠
8 2  2  アフランシール     牝 3 田辺裕信  54  1.34.9 33.6  5 480 (美)尾関知人
9 7 12  ミッキーブラック   牡 3 松岡正海  56  1.34.9 34.3  9 470 (栗)音無秀孝
10 7 13  カルリーノ         牡 3 石川裕紀  56  1.34.9 34.3  6 498 (美)高橋裕
11 8 14  グラナタス         牡 3 三浦皇成  56  1.35.0 34.4  7 468 (美)鹿戸雄一
12 3  5  ホープフルサイン   牡 3 江田照男  56  1.35.0 33.9 12 492 (美)本間忍
13 6 10  ダイシンインディー 牡 3 武藤雅    56  1.35.1 34.2 13 528 (美)戸田博文
14 5  8  エリーバラード     牝 3 武士沢友  54  1.37.3 36.2 14 488 (美)菊沢隆徳
外 5  9  アンクルテイオウ   牡 3 四位洋文  56  ------ ---- -- 474 (栗)高橋亮
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LAP :12.4-11.5-12.0-12.3-12.1-11.4-11.2-11.3
通過:35.9-48.2-60.3-71.7  上り:70.3-58.3-46.0-33.9  平均:1F:11.78 / 3F:35.33
単勝   1 \1080 
複勝   1 \310 / 3 \190 / 4 \190 
枠連   1-2 \1990 (9) 
馬連   01-03 \2770 (8) 
ワイド 01-03 \820 (6)/ 01-04 \990 (11)/ 03-04 \510 (3) 
馬単   01-03 \5650 (20) 
3連複 01-03-04 \4540 (12/364) 
3連単 01-03-04 \29230 (85/2184) 

ワイドファラオは1枠1番からハナを切って前半5F60.3秒のスローペースで進み、メンバー5位タイの33.9秒でまとめてレースを制した。勝ちタイムは1分34秒2。スローペースでラスト3F11.4−11.2−11.3秒の高速ラップになり前残りになった。ワイドファラオは1枠1番からハナを切ってスローに落とす意、これ以上ない立ち回りで重賞初制覇。馬体の造りが目立つ角居厩舎の管理馬。未勝利戦でマイネルウィルトスと接戦したのは、やはりダテではなかった。次走のNHKマイルCでは、もっと速い流れで今回と同じくらいの上がりを繰り出す必要がある。前残りの展開、馬場になるかがカギになりそうだ。



メイショウショウブは2枠3番から内ラチ沿いを先行し、メンバー2位の33.6秒で伸びてクビ差の2着。前走チューリップ賞は出遅れて惨敗したが、スタートを決めて内ラチ沿いをロスなく回り、本来のレースができた。テン乗りの横山典騎手が内枠を生かしてロスなく回り、持ち味を引き出した。牡馬相手に2着に入ったが、スローの上がり勝負でレースレベルは高くない。次走はNHKマイルCではなくオークスに向かう予定。



ヴィッテルスバッハは出遅れて最後方からメンバー最速の33.3秒で大外から追い込んで0.2秒差の3着。逃げ切ったワイドファラオの上がりを0.6秒上回ったが、それでも届かなかった。出遅れてスローの上がり勝負で前が残る展開では厳しかった。スタートを決めて流れに乗れれば、あっさり勝っていたのではないか。いい脚を長く使えるタイプだが、戸崎騎手は全く持ち味を把握できていないようだ。ルーラーシップ産駒で高速ラップの持続力が優れている。次走NHKマイルCでは要注意。



アガラスは中団からメンバー5位タイの33.9秒で上がって0.4秒差の4着。ルメール騎手で1番人気に支持されたが、前を捕まえられず、外からヴィッテルスバッハに交わされた。スローペースで道中頭を上げて折り合いを欠いていたことも堪えた。次走はNHKマイルCではなく、ダートの青竜Sに向かうことになった。社台の使い分けか。サンデーレーシングの会員は理解に苦しむことになりそうだ。




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