オーシャンS
2019/3/2 中山競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対。13年以降は[1−2−1−2]で連対率50%。中14週以上の休み明けは[0−0−0−3]、7、8枠は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[2−2−0−6]、3番人気は[3−1−0−6]で各4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は130倍、33倍、43倍、8倍、75倍。本命を押さえて中穴以上を狙うのが妙味。

年齢別では4歳[2−1−2−25]、5歳[5−2−3−32]、6歳[1−5−1−24]、7歳以上[2−2−4−49]で6歳以上の高齢馬が計10連対。6番人気以下で連対した6頭のうち4頭が6、7歳馬だった。穴でスプリント重賞実績のある高齢馬に注意。連対馬20頭のうち13頭が1〜4枠。開催2週目で内枠からロスなく回って前につけられる馬が有利。7、8枠は[0−2−4−34]で勝った馬はいない。

モズスーパーフレアは芝1200m[5−1−1−2]で逃げたときは[4−1−1−0]で3着以内を確保。中山芝1200mは[2−1−0−0]でセプテンバーS(稍重)、カーバンクルSを1分7秒0で逃げ切っている。前走カーバンクルSは2着ナックビーナスに0.2秒差をつけたが、今回はモズスーパーフレアが53→54キロ、ナックビーナスが58→54キロで5キロ差がなくなり同斤になる。その点がどう出るか。重賞初制覇のチャンスとみた陣営はルメール騎手を確保。非社台でルメール騎手なら競られるか。

ナックビーナスは芝1200m[5−5−3−5]でキーンランドC1着、高松宮記念3着がある。中山芝1200mは[2−5−0−1]でオーシャンSで2年連続2着。昨年のオーシャンSは外枠から出遅れたが、キングハートに頭差の2着まで追い上げた。前走カーバンクルSは58キロを背負って1分7秒2で走り0.2秒差の2着。今回は4キロ減の54キロで出走できる。6歳牝馬でも前走を見る限り大きな衰えはない。モレイラ騎手が騎乗した昨年のスプリンターズSは先行して伸び切れず7着。良馬場が理想か。

スプリンターズS2着馬ラプカンプー、同4着馬ダイメイプリンセス、前走カーバンクルS4着のペイシャフェリシタ、前走シルクロードS2着のエスティタート、前走サンライズSを圧勝したカイザーメランジェ、ラピスラズリS勝ち馬ダイメイフジなど。ラブカンプーは昨年スプリント重賞で2、2、3、2、2着。かなり厳しいローテーションだったが、スプリンターズSで2着に粘った。前走シルクロードSは2番手から失速して2.5秒差の18着。叩き2戦目でどこまで変わるか。テン乗りの三浦騎手に乗り替わる。

ダイメイプリンセスは昨年アイビスSD1着、北九州記念2着、スプリンターズS4着で同厩のラブカンプーと差のないレースをしている。大型馬の叩き2戦目で上積みが見込める。Mデムーロ騎手はラブカンプーではなくダイメイプリンセスに騎乗する。エスティタートは前走シルクロードSで後方から外を回って上がりメンバー最速の33.9秒で伸びて0.2秒差の2着。ダノンスマッシュの上がりを0.2秒上回った。中山芝1200mでは初風特別で2着がある。昨年以降の重賞で浜中騎手は[0−3−4−41]。


レース回顧

2019年 3月 2日(土) 2回中山3日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第14回夕刊フジ賞オーシャンS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  芝 1200m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7 14 $モズスーパーフレア 牝 4 ルメール  54  1.07.1 34.8  1 486 (栗)音無秀孝
2 6 12  ナックビーナス     牝 6 大野拓弥  54  1.07.3 34.4  2 526 (美)杉浦宏昭
3 3  6  ダイメイフジ       牡 5 松岡正海  56  1.07.7 34.4  7 518 (栗)森田直行
4 1  2  ペイシャフェリシタ 牝 6 ミナリク  54  1.07.9 34.3  6 498 (美)高木登
5 5  9  ショウナンアンセム 牡 6 津村明秀  56  1.08.1 34.8 13 490 (美)田中剛
6 8 16  エスティタート     牝 6 浜中俊    54  1.08.1 34.6  8 446 (栗)松永幹夫
7 2  4  エントリーチケット 牝 5 柴田大知  54  1.08.2 34.1  9 454 (栗)宮徹
8 5 10  ナインテイルズ     牡 8 石橋脩    56  1.08.3 35.2 10 478 (栗)長谷川浩
9 7 13  キングハート       牡 6 横山典弘  56  1.08.4 34.7 12 496 (美)星野忍
10 3  5  ダイメイプリンセス 牝 6 M.デム  54  1.08.5 34.5  3 488 (栗)森田直行
11 4  7  カイザーメランジェ 牡 4 田辺裕信  56  1.08.5 34.9  5 466 (美)中野栄治
12 4  8  イエローマリンバ   牝 4 高倉稜    54  1.08.6 35.4 11 428 (栗)河内洋
13 1  1  ナリタスターワン   牡 7 御神本訓  56  1.08.7 35.2 15 482 [地]山田信大
14 8 15  スタークニナガ     牡 4 五十嵐冬  56  1.08.8 34.5 16 440 [地]田中正二
15 2  3  スノードラゴン     牡11 内田博幸  57  1.08.9 35.1 14 518 (美)高木登
16 6 11  ラブカンプー       牝 4 三浦皇成  54  1.09.5 36.7  4 434 (栗)森田直行
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LAP :11.4-10.1-10.8-11.4-11.4-12.0
通過:32.3-43.7-55.1-67.1  上り:67.1-55.7-45.6-34.8  平均:1F:11.18 / 3F:33.55
単勝   14 \310 
複勝   14 \140 / 12 \120 / 6 \350 
枠連   6-7 \420 (1) 
馬連   12-14 \520 (1) 
ワイド 12-14 \220 (1)/ 06-14 \1140 (13)/ 06-12 \740 (8) 
馬単   14-12 \1010 (2) 
3連複 06-12-14 \2870 (6/560) 
3連単 14-12-06 \10140 (15/3360) 

モズスーパーフレアはハナを切って前半3F32.3秒で飛ばし、メンバー9位タイの34.8秒でまとめてそのまま押し切った。勝ちタイムは1分7秒1。スタートを決めて前半3F11.4−10.1−10.8秒のハイラップで飛ばし、ラスト3Fを11.4−11.4−12.0秒でまとめて押し切った。前走カーバンクルSより斤量が1キロ増えて2着ナックビーナスとの斤量5キロ差がなくなり同斤になったが、前走と同様に0.2秒差をつけた。調教の動きは目立っていたが、パドックでは冬毛が生えてまだ絶好調ではなかった。その点でまだ上積みが見込める。芝1200mで逃げたときは[5−1−1−0]、前半3F32秒台で飛ばしたときは[3−0−0−0]。次走は高松宮記念。新コース変更後の高松宮記念で逃げ馬は[0−0−1−6]だが、ハイペースで自分の逃げが打てれば激走があってもおかしくない。

ナックビーナスは2番手からメンバー3位タイの34.4秒でしぶとく伸びて0.2秒差の2着。前走カーバンクルSから斤量4キロ減でモズスーパーフレアと同斤になったが、前走の0.2秒差は詰まらなかった。これで中山芝1200mは[2−6−0−1]で3年連続オーシャンS2着となった。6歳牝馬でも馬体にボリュームがあり今が充実期。次走は高松宮記念。昨年は6番手からしぶとく伸びて0.1秒差の3着。流れ、枠順、位置取りが上手く噛み合えば昨年以上があるかもしれない。

ダイメイフジは6番手からメンバー3位タイの34.4秒で伸びて0.6秒差の3着。2着とは2馬身半差。昨年のラピスラズリSではモズスーパーフレアを差してクビ差で勝った馬が3着を確保。内枠から松岡騎手が上手く立ち回った。ラピスラズリSは前半3F34.0秒だったが、今回は前半3F32.3秒。ハイーペースではモズスーパーフレアと差がある。京王杯SC17着→安土城S1着、京成杯13着→ラピスラズリS1着、阪急杯17着→オーシャンS3着。惨敗した後に激走している点に注意したい。

ペイシャフェリシタは中団からメンバー2位の34.3秒で伸びて0.8秒差の4着。最後に伸びてきたが、結果的に位置取りが後ろ過ぎた。1枠2番に入り、陣営は好位からのレースをするとコメントしていたが、前半3F32.3秒のハイペースで前につけられなかった。相手なりに堅実に走っているが、重賞では少し足りないレースが続いている。

エントリーチケットは後方からメンバー最速の34.1秒で追い込んで0.9秒差の7着。最後に外から鋭く伸びてきたが、前に行った馬が粘り込むレースでは厳しかった。1分7秒台前半の持ちタイムがなく少し時計の掛かる馬場が合うタイプ。1分7秒1の高速決着では厳しかった。心肺機能が高い馬。条件が揃えば、重賞でも激走がありそうだ。



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