2019年 1月26日(土) 1回中京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第56回愛知杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)[指定] 芝 2000m 14頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 4 5 ワンブレスアウェイ 牝 6 津村明秀 54 2.00.0 33.9 8 496 (美)古賀慎明
2 7 11 ノームコア 牝 4 ルメール 55 2.00.1 33.5 1 468 (美)萩原清
3 5 8 $ランドネ 牝 4 戸崎圭太 53 2.00.1 34.4 4 512 (栗)角居勝彦
4 6 9 ウラヌスチャーム 牝 4 北村友一 53 2.00.2 33.9 3 500 (美)斎藤誠
5 3 4 コルコバード 牝 6 丸山元気 54 2.00.2 33.8 6 464 (美)木村哲也
6 1 1 レッドジェノヴァ 牝 5 M.デム 55 2.00.3 34.1 2 500 (美)小島茂之
7 2 2 レイホーロマンス 牝 6 藤岡康太 52 2.00.5 33.9 7 428 (栗)橋田満
8 4 6 レイズアベール 牝 5 秋山真一 50 2.00.7 33.9 5 460 (栗)吉村圭司
9 8 13 ウスベニノキミ 牝 4 松若風馬 49 2.00.7 33.8 10 452 (栗)鈴木孝志
10 5 7 スカーレットカラー 牝 4 鮫島克駿 51 2.00.9 34.4 9 458 (栗)高橋亮
11 3 3 ティーエスクライ 牝 7 木幡育也 50 2.01.1 35.2 13 468 (栗)武幸四郎
12 7 12 エテルナミノル 牝 6 四位洋文 55 2.01.2 34.7 11 468 (栗)本田優
13 6 10 ヤマニンエルフィン 牝 8 田中健 50 2.01.3 35.5 14 520 (栗)松下武士
14 8 14 キンショーユキヒメ 牝 6 吉田隼人 54 2.01.7 34.5 12 530 (栗)中村均
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LAP :12.9-11.4-12.9-12.8-12.2-11.8-11.7-11.8-11.2-11.3
通過:37.2-50.0-62.2-74.0 上り:70.0-57.8-46.0-34.3 平均:1F:12.00 / 3F:36.00
単勝 5 \3180
複勝 5 \530 / 11 \150 / 8 \230
枠連 4-7 \1260 (4)
馬連 05-11 \4600 (17)
ワイド 05-11 \1500 (18)/ 05-08 \2790 (34)/ 08-11 \520 (3)
馬単 05-11 \15040 (49)
3連複 05-08-11 \9010 (29/364)
3連単 05-11-08 \99140 (316/2184)
ワンブレスアウェイは内枠から4番手につけ、メンバー4位タイの33.9秒で抜け出し、最後はノームコアの追撃を完封してレースを制した。勝ちタイムは2分00秒0。ランドネが逃げて前半5F62.2秒の超スローペース。ラスト5F57.8秒でラスト3Fは11.8−11.2−11.3秒の高速ラップ。ワンブレスアウェイは超スローペースで前が有利な展開になり、ノームコアがスタートで躓いて後方からのレースになったことがプラスに働き重賞初制覇を飾った。津村騎手がスタートを決めて好位置につけたことが大きかった。津村騎手は17年の愛知杯でサンソヴール(11人気)を2番手から2着に粘らせている。3走前のオクトーバーS(東京芝2000m)でマウントゴールドに0.2秒差の3着に入り、4着スティフェリオは次走福島記念を制した。今回は8番人気の低評価だったが、このあたりから激走する下地はあった。サンデーレーシングの6歳牝馬。今後は中山牝馬Sがラストランになりそうだ。
ノームコアはスタートで躓いた後に寄られて後方を進み、直線で大外からメンバー最速の33.5秒で追い込んで0.1秒差の2着。トップハンデ55キロを背負い、外から最速上がりを繰り出して能力を示した。スタートがまともならあっさり勝っていたのではないか。牝馬限定G3で芝2000mまでなら一枚上の印象。外を回って追い込むレースをして最速上がりを繰り出したことで脚質の幅を広げている。2着に負けたが休み明けで能力の高さを示す上々の内容。今後は中山牝馬Sまたは福島牝馬Sを使ってヴィクトリアマイルを目指すことになりそうだ。ルメール騎手はどんなレースになっても瞬時に判断して対応してくる。技術レベルが秀でている。
ランドネは前半5F62.2秒のスローペースで逃げ、メンバー9位タイの34.4秒でまとめて0.1秒差の3着。超スローに落として上がり勝負に持ち込んだが、ラスト5Fは11.8−11.7−11.8−11.2−11.4秒で最後まで11秒台のラップで走っている。紫苑Sでも逃げて3着に粘ったが、前半5F60.1秒でラスト5Fは11.9−11.8−11.5−11.5−11.8秒。単純に展開に恵まれたからだけの3着ではない。角居厩舎の管理馬でパドックでは馬体の造りが目立っていた。次走中山牝馬S、福島牝馬Sに使ってきたら要注意。
コルコバードは中団からメンバー2位タイの33.8で伸びて0.2秒差の5着。直線で前にワンブレスアウェイ、外からウラヌスチャームにいて狭くなり、トップギアに入らなかった。それでもメンバー2位の上がりを繰り出し最後まで食い下がっている。ノームコアが出遅れず、早めに前を捕まえるレースになっていればもっとやれたのではないか。それでも重賞でやれるメドは立った。追ってバテないタイプ。もっと少し長い距離の方が持ち味を生かせる。
レッドジェノヴァは好位の内からメンバー8位の34.1秒で伸びて0.3秒差の6着。Mデムーロ騎手が1枠から好位につけたが、上がり勝負で伸び切れなかった。これまで33秒台で上がったのは1度しかなく上がり勝負は向かないタイプ。芝2000mではもっと流れが速くなってタフなレースになるか、重い馬場で時計が掛かるときに狙いたい。今後は日経賞に向かう可能性もあるが、小回りコースなら地力勝負で対応できるため、中山牝馬S、福島牝馬Sを使う手もありそうだ。
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