阪神カップ
2018/12/22 阪神競馬場 芝1400m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対。10年以降は[0−0−1−7]で3着が1回あるのみ。2番人気は[2−1−1−6]、3番人気は[2−1−1−6]で各3連対。3番人気以内の決着はない。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は138倍、92倍、59倍、32倍、40倍で中穴以上の決着が続いている。上位人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

年齢別では3歳[1−3−2−27]、4歳[2−2−3−24]、5歳[2−3−2−41]、6歳[4−2−1−31]、7歳[1−1−1−14]、8歳以上[0−0−0−8]で5、6歳馬が活躍している。1、2番人気の3歳馬は[0−1−1−6]、4歳馬は[0−0−1−3]で不振。前走G1で10着以下に惨敗した馬は[2−5−3−35]で7連対。芝1400m重賞で実績のある馬の巻き返しに注意。

ケイアイノーテックはNHKマイルC勝ち馬。出遅れて後方2番手からメンバー最速の33.7秒で大外から差し切り1分32秒8で制した。その後は毎日王冠5着、マイルCS11着に終わったが、勝ち馬とは0.4秒、0.5秒差だった。初の芝1400mに対応できるかがカギになるが、母ケイアイガーベラはダ1400mで7勝している。今秋の重賞は3歳馬が大活躍。今週は藤岡佑騎手が人気馬を持ってくるか。

サトノアレスは16年の朝日杯FS勝ち馬。今年は東京新聞杯2着、京王杯SC3着に入り、前走安田記念は後方3番手からメンバー最速タイの33.3秒で追い込んで0.2秒差の4着。差し切る勢いで伸びてきたが、ラスト100mで脚色が鈍った。それでも2歳G1馬が古馬G1で通用することを示し、早熟でないことを証明。安田記念以来の出走となるため、どこまで仕上がってくるか。テン乗りの川田騎手が騎乗する。

ヴィクトリアマイル勝ち馬ジュールポレール、関屋記念&京成杯AH&富士S2着のワントゥワン、京王杯SC勝ち馬ムーンクエイク、スプリンターズS2勝のレッドファルクス、ファルコンS勝ち馬ミスターメロディ、スプリンターズS3着馬ラインスピリット、16年の阪神カップ勝ち馬シュウジ、ラピスラズリS勝ち馬ダイメイフジ、京阪杯3着馬ダイアナヘイローなど。阪神は土曜が雨の予報。道悪でのレースになりそうだ。

ジュールボレールはMデムーロ騎手、ムーンクエイクはルメール騎手、レッドファルクスはボウマン騎手、ミスターメロディはCルメール騎手が騎乗する予定。今秋の重賞は外国人騎手が活躍しているだけにマークは必要か。ワントゥワンは福永騎手、ラインスピリットは武豊騎手、シュウジは岩田騎手、ダイメイフジは酒井騎手が騎乗する予定。過去10年3番人気以内の決着はない。穴馬の見極めが最大のポイントになる。


レース回顧

2018年12月22日(土) 5回阪神7日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第13回阪神カップ
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指)  芝 1400m・内   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 2  3  ダイアナヘイロー   牝 5 菱田裕二  55  1.21.1 34.9 11 474 (栗)大根田裕
2 1  2 $ミスターメロディ   牡 3 C.デム  56  1.21.2 34.8  2 492 (栗)藤原英昭
3 3  5  スターオブペルシャ セ 5 杉原誠人  57  1.21.5 34.5 12 518 (美)藤沢和雄
4 1  1  ダイメイフジ       牡 4 酒井学    57  1.21.7 34.9 10 524 (栗)森田直行
5 8 15  ジュールポレール   牝 5 M.デム  55  1.21.7 34.6  1 468 (栗)西園正都
6 7 13  ケイアイノーテック 牡 3 藤岡佑介  56  1.21.9 35.1  3 476 (栗)平田修
7 7 14  ワントゥワン       牝 5 福永祐一  55  1.22.1 34.8  7 452 (栗)藤岡健一
8 6 11  レッドファルクス   牡 7 ボウマン  57  1.22.2 35.6  6 474 (美)尾関知人
9 8 16  ベステンダンク     牡 6 松山弘平  57  1.22.3 35.7 13 520 (栗)安達昭夫
10 5  9  ラインスピリット   牡 7 武豊      57  1.22.5 36.1  9 446 (栗)松永昌博
11 4  8  カルヴァリオ       セ 5 池添謙一  57  1.22.5 35.7 15 462 (美)大竹正博
12 4  7  シュウジ           牡 5 岩田康誠  57  1.22.6 35.7  8 498 (栗)須貝尚介
13 6 12  レーヌミノル       牝 4 和田竜二  55  1.22.9 36.5 14 496 (栗)本田優
14 3  6  ムーンクエイク     セ 5 ルメール  57  1.23.1 36.0  4 508 (美)藤沢和雄
15 5 10  サトノアレス       牡 4 川田将雅  57  1.23.6 36.6  5 514 (美)藤沢和雄
16 2  4  ヒルノデイバロー   牡 7 四位洋文  57  1.26.4 38.4 16 516 (栗)昆貢
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LAP :12.4-11.1-11.3-11.4-11.3-11.5-12.1
通過:34.8-46.2-57.5-69.0  上り:68.7-57.6-46.3-34.9  平均:1F:11.59 / 3F:34.76
単勝   3 \3830 
複勝   3 \780 / 2 \270 / 5 \860 
枠連   1-2 \4610 (21) 
馬連   02-03 \10160 (36) 
ワイド 02-03 \2340 (27)/ 03-05 \7660 (74)/ 02-05 \3180 (39) 
馬単   03-02 \25640 (91) 
3連複 02-03-05 \50850 (169/560) 
3連単 03-02-05 \345820 (1046/3360) 

ダイアナヘイローは前半3F34.8秒、5F57.5秒で逃げ、直線で後続を引き離し、メンバー5位タイの34.9秒でまとめて押し切った。勝ちタイムは1分21秒1(稍重)。内&前が有利な馬場で内枠から前に行った2頭で決着。同コースの阪急杯で逃げてモズアスコット、レッドファルクスを完封して勝った馬が11番人気で波乱を演出した。昨年の北九州記念を1分7秒5で勝ったスプリントタイプ。菱田騎手がハナを切って持ち味のスピードとしぶとさを引き出した。内が有利な馬場もあるが、有力馬に先行タイプが少なくプレッシャーをかける馬がいなかったことも大きかった。芝1400mが初めてのジュールポレール、ケイアイノーテックが外枠で位置取りが悪くなり、ムーンクエイクは大きく出遅れ。有力馬が勝手に自滅したことが有利に働いている。今後はひと息入れて阪急杯の連覇を目指すことになりそうだ。

ミスターメロディは1枠2番からスタートを決めて2番手につけ、メンバー3位タイの34.8秒で伸びて0.1秒差の2着。直線でダイアナヘイローを捕まえればといったレースだったが、最後は脚色が一緒になった。内&前が有利な馬場で内枠が有利に働いたが、先行してしぶとく粘り、古馬相手に通用することを示した。今秋の重賞は3歳馬が大活躍。来年も芝1400mを中心に使っていくことになりそうだ。

スターオブペルシャは11番手から最内を突いてメンバー最速の34.5秒で伸びて0.4秒差の4着。3枠5番から内をロスなく回り、杉原騎手が持ってきた。杉原騎手とは[2−2−1−0]で好相性。藤沢和厩舎は3頭出しだったが、最も人気がない12番人気のスターオブペルシャが激走した。11−2−12番人気で3連単345,820円。内&前を考慮して買っていた人が多かったのではないか。

ダイメイフジは1枠1番から7番手につけ、メンバー5位タイの34.9秒で伸びて0.6秒差の4着。好位につけてあとは前を交わすだけといったレースだったが、直線で伸び切れなかった。馬体16キロ増で少し太かったこと、稍重の緩い馬場が影響したのだろう。成績にムラはあるが、G3ならいつ勝ってもおかしくない。

ジュールポレールは後方からメンバー2位の34.6秒で馬群を割って伸び0.6秒差の5着。稍重の緩い馬場は初の芝1400m、外枠スタートで流れに乗れず、位置取りが悪くなったことが堪えた。内を通って前に行った馬が有利な馬場&展開で外枠がかなりマイナスに働いている。慣れれば芝1400mに対応できそうだが、今後は芝1600mに戻し、ヴィクトリアマイル連覇を目指すことになりそうだ。



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