2018年12月 8日(土) 4回中京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第54回中日新聞杯
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 14頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 5 7 ギベオン 牡 3 C.デム 56 1.59.3 35.3 1 508 (栗)藤原英昭
2 6 10 ショウナンバッハ 牡 7 鮫島克駿 54 1.59.3 35.1 12 454 (美)上原博之
3 7 12 $ストロングタイタン 牡 5 アヴドゥ 57 2.00.0 36.2 7 552 (栗)池江泰寿
4 6 9 レイホーロマンス 牝 5 丸山元気 51 2.00.1 35.5 8 424 (栗)橋田満
5 7 11 メートルダール 牡 5 福永祐一 57 2.00.2 36.0 3 486 (美)戸田博文
6 1 1 *エンジニア 牡 5 北村宏司 54 2.00.2 36.2 6 482 (美)牧光二
7 4 5 マサハヤドリーム 牡 6 北村友一 55 2.00.4 36.0 13 474 (栗)今野貞一
8 8 14 マイスタイル 牡 4 田中勝春 56 2.00.4 37.6 2 460 (栗)昆貢
9 2 2 アメリカズカップ 牡 4 松山弘平 56 2.00.4 36.6 10 448 (栗)音無秀孝
10 5 8 ドレッドノータス セ 5 中谷雄太 56 2.00.4 36.8 4 458 (栗)矢作芳人
11 4 6 ハクサンルドルフ 牡 5 藤岡康太 55 2.00.4 35.9 9 476 (栗)西園正都
12 3 4 エテルナミノル 牝 5 四位洋文 54 2.00.6 37.3 11 468 (栗)本田優
13 3 3 グレイル 牡 3 津村明秀 55 2.00.7 36.5 5 494 (栗)野中賢二
14 8 13 スズカディープ セ 6 岩崎翼 53 2.02.2 38.9 14 428 (栗)橋田満
------------------------------------------------------------------------------
LAP :12.6-11.0-12.2-11.5-11.4-11.8-12.3-12.3-11.8-12.4
通過:35.8-47.3-58.7-70.5 上り:72.0-60.6-48.8-36.5 平均:1F:11.93 / 3F:35.79
単勝 7 \370
複勝 7 \190 / 10 \1030 / 12 \540
枠連 5-6 \2090 (9)
馬連 07-10 \15830 (44)
ワイド 07-10 \4010 (46)/ 07-12 \1330 (16)/ 10-12 \7360 (61)
馬単 07-10 \23420 (76)
3連複 07-10-12 \46690 (137/364)
3連単 07-10-12 \264000 (728/2184)
ギベオンは中団からメンバー2位の35.3秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分59秒3。マイスタイルが逃げて前半5F58.7秒の速い流れになり、差し追い込み馬が上位を独占。ギベオンは直線でショウナンバッハに交わされたが、最後にひと伸びして差し返しハナ差で優勝。NHKマイルC2着がある3歳馬が古馬を相手に重賞初制覇。前走セントライト記念は13着に終わったが、ひと息入れて立て直し距離1F短縮で巻き返した。これで芝2000m以下では[3−2−0−0]。NHKマイルC2着馬に56キロは有利だった。マイルCSをステルヴィオが勝ってから、芝もダートも重賞レースは3歳馬の活躍が目立つ。今後は芝1600〜2000mを使ってさらに適性を見極めていくことになりそうだ。
ショウナンバッハは中団の後ろからメンバー最速の35.1秒で追い込んでハナ差の2着。直線で外からギベオンを交わしたが、最後に差し返された。3走前の新潟大賞典でメンバー3位の33.9秒で追い込んで0.4秒差の3着に入ったことがダテではないことを示した。昨年の中日新聞杯は後方からメンバー2位の33.5秒で追い込んで0.3秒差の4着に終わったが、昨年は18頭立てで今年は14頭立て。器用さがないため、捌きやすい少頭数がプラスに働いている。このあたりを考慮して大穴馬で狙って正解だった。キタサンブラックの半兄。7歳馬でも近走はパフォーマンスが安定している。次走はAJC杯あたりになりそうだ。
ストロングタイタンは6番手からメンバー7位タイの36.2秒で伸びて0.7秒差の3着。前の2頭に4馬身離されたが、しぶとく粘って3着を確保。休み明けは[2−2−1−1]で久々を苦にしないタイプだが、小倉記念以来4ヶ月ぶりのレースで馬体が36キロ増えて少し太めの造りだった。叩き2戦目は[2−1−0−2]。フレッシュなうちに狙っていきたい。
レイホーロマンスは後方2番手からメンバー3位の35.5秒で追い込んで0.8秒差の4着。最後に外から伸びてきたが、位置取りが後ろ過ぎた。昨年の愛知杯で2着に突っ込んだように中京芝2000mは合っている。勝ち切れないが、G3では相手なりに堅実に走っている。展開、馬場などがマッチすれば、そのうち激走がありそうだ。
メートルダールは中団からメンバー5位タイの36.0秒で伸びて0.9秒差の5着。昨年の中日新聞杯を勝ったが、今年は斤量が2キロ増えて57キロを背負っていた。前走20キロ増えた馬体が4キロ減っていたが、まだ少し太めの造り。直線で伸び切れなかったのは、そのあたりが影響したのだろう。攻めて仕上げ、かつ[3−0−1−2]の外国人騎手を乗せてきたら要注意。ただし右回りでは少し割り引きが必要。
|