2018年12月 2日(日) 4回中京2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第19回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 15頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 2 2 ルヴァンスレーヴ 牡 3 M.デム 56 1.50.1 35.6 1 490 (美)萩原清
2 7 12 ウェスタールンド セ 6 藤岡佑介 57 1.50.5 34.4 8 480 (栗)佐々木晶
3 5 9 サンライズソア 牡 4 モレイラ 57 1.50.5 35.9 3 522 (栗)河内洋
4 1 1 アンジュデジール 牝 4 横山典弘 55 1.50.7 36.5 9 486 (栗)昆貢
5 6 11 オメガパフューム 牡 3 C.デム 56 1.51.1 36.0 4 452 (栗)安田翔伍
6 4 7 サンライズノヴァ 牡 4 戸崎圭太 57 1.51.2 35.8 5 538 (栗)音無秀孝
7 3 5 ノンコノユメ セ 6 内田博幸 57 1.51.2 35.7 6 446 (美)加藤征弘
8 7 13 ミツバ 牡 6 松山弘平 57 1.51.2 36.3 12 476 (栗)加用正
9 8 14 ヒラボクラターシュ 牡 3 四位洋文 56 1.51.3 37.0 11 518 (栗)大久保龍
10 4 6 アスカノロマン 牡 7 太宰啓介 57 1.51.5 36.8 15 524 (栗)川村禎彦
11 5 8 ケイティブレイブ 牡 5 福永祐一 57 1.51.5 36.7 2 528 (栗)杉山晴紀
12 6 10 センチュリオン 牡 6 吉田隼人 57 1.51.7 36.7 14 532 (美)田村康仁
13 8 15 インカンテーション 牡 8 三浦皇成 57 1.51.8 37.4 10 506 (栗)羽月友彦
14 3 4 $アポロケンタッキー 牡 6 小牧太 57 1.51.8 36.7 13 574 (栗)山内研二
15 2 3 $パヴェル 牡 4 グティエ 57 1.51.8 37.1 7 496 [外]モラ
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LAP :12.8-11.2-13.1-12.5-12.3-12.3-12.3-11.7-11.9
通過:37.1-49.6-61.9-74.2 上り:73.0-60.5-48.2-35.9 平均:1F:12.23 / 3F:36.70
単勝 2 \190
複勝 2 \110 / 12 \440 / 9 \200
枠連 2-7 \2250 (9)
馬連 02-12 \3000 (9)
ワイド 02-12 \930 (10)/ 02-09 \320 (2)/ 09-12 \2140 (24)
馬単 02-12 \3890 (13)
3連複 02-09-12 \6090 (17/455)
3連単 02-12-09 \27310 (84/2730)
ルヴァンスレーヴは2枠2番スタートから内ラチ沿いの2、3番手につけ、メンバー2位の35.6秒で抜け出して2馬身半差で圧勝した。勝ちタイムは1分50秒1。アンジュデジールが逃げて前半5F61.9秒の緩い流れ。ラスト3F12.3−11.7−11.9秒で上がり勝負になった。ルヴァンスレーヴはジャパンCのアーモンドアイを彷彿させる正攻法のレースで圧勝。前走南部杯でゴールドドリームを子供扱いしたのはダテではなく、今回も古馬を全く相手にしなかった。昨年2歳時に相馬眼ニュースで取り上げたルヴァンスレーヴは全日本2歳優駿、JDD、南部杯、チャンピオンズC、アーモンドアイは牝馬3冠とジャパンC、ワグネリアンはダービーを制した。今後はひと息入れてフェブラリーSからドバイワールドCを目指すことになりそうだ。まだ心身ともに完成されておらず、これから強くなる馬。どのレベルまで行けるのか楽しみだ。
ウェスタールンドは離れた最後方から内をロスなく回って3、4コーナーでショートカット気味に押し上げ、メンバー最速の34.4秒で馬群を捌いて鋭く伸び、0.4秒差の2着まで追い上げた。ルヴァンスレーヴの1.2秒上回る上がり34.4秒は強烈だった。やはりシリウスSのインパクトのある末脚はG1激走を示すものだった。一発狙いに徹した藤岡佑騎手の騎乗が嵌まったのは確かだが、あの末脚があってこそ。藤岡佑騎手が上手く持ち味を引き出している。藤岡佑騎手は根がギャンブラー(ボートレース)だけに人気薄に騎乗すると血が騒ぐのではないか。今後はひと息入れてフェブラリーSを目指す予定。今は追い込むレースをしているが、あの末脚の威力は追い込みだけではないことを付け加えておく。
サンライズソアは5番手からメンバー5位の35.9秒で伸びて0.4秒差の3着。内をロスなく回った馬が1、2、4着。外を回って3着に入ったことを評価したい。並の馬ならあの位置から伸びないが、モレイラ騎手の効果もあるのだろう。普通では伸びない位置から伸びてくる馬が多い。日本人騎手とは違った技術力がある。サンライズソアは馬体が充実して、かなり地力が強化されている。河内調教師が大事に使っていけば、どこかでG1制覇がありそうだ。
オメガパフュームは中団の後ろからメンバー6位の36.0秒で伸びて1.0秒差の5着。勝負どころで外めを回ったことで位置取りが悪くなり、直線でスムーズさを欠いたことが堪えたが、最後までバテておらずジリジリと伸びていた。末脚の持続力と心肺機能の高さは驚異的。まだ馬体の完成度は低く、今回は捌きが少し硬くなっていたが、それでこれだけ走るのだから大したもの。安田翔伍調教師の腕次第だが、馬体が成長して本格化すればG1に手が届きそうだ。
ケイティブレイブは中団から全く伸びず1.4秒差の11着。福永騎手は馬体は太くないとコメントしたが、パドックでは馬体が10キロ増えて腹目が太くなっていた。前走JBCクラシックで目一杯走った反動が出たのではないか。予想に書いたように中央で坂のあるコースでは[0−1−2−5]で良馬場では[0−1−0−4]。やはり京都から中京に替わるのはマイナスだった。馬の本質を見抜かないと競馬は勝てない。
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