チャレンジC
2018/12/1 阪神競馬場 芝2000m

レース展望

昨年から芝2000mの別定戦に変更された。12月に移動した過去6年で1番人気は[3−0−0−3]で3連対。前走重賞は[2−0−0−0]だが、前走OP特別は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[0−2−1−3]で2連対、3番人気は[0−0−0−6]で連対なし。6〜9番人気が4連対。10番人気以下は[0−0−3−38]。過去5年は70倍、70倍、120倍/18倍、6倍、74倍、15倍で中穴以上の決着が多い。人気馬を軸に6〜9番人気を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬13頭のうち6頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した7頭は前走重賞4〜10着。重賞なら巻き返せるが、前走10着以下は[1−0−1−26]で1連対のみ。6番人気以下で連対した4頭のうち3頭が前走重賞で4〜8着に負けていた。4頭のうち3頭が差し追い込み馬で上がり3Fはメンバー3位以内。穴で前走重賞で4〜8着に負けた差し追い込みタイプに注意。関西馬は[5−7−3−67]、関東馬は[1−0−2−9]。関東馬の連対は16年に9番人気で勝ったマイネルハニーのみ。

レイエンダはデビューからメンバー最速上がりで3連勝。前走セントライト記念は大外枠スタートから中団の後ろにつけ、メンバー3位の34.6秒で伸びてジェネラーレウーノに0.2秒差の2着。大逃げする馬がいて隊列が縦長になり、直線に向いたときは前とかなり差があった。前を捕まえられなかったが、一戦ごとにパフォーマンスを引き上げ、重賞でやれるメドは立った。ダービー馬レイデオロの全弟。メンバー最軽量の55キロで出走できる。9月以降の重賞でルメール騎手は1番人気なら[6−2−1−1]。

エアウィンザーは[6−5−1−1]で現在3連勝中。前走カシオペアSは中団の後ろからメンバー最速の33.6秒で差し切り2馬身差で圧勝。前残りの展開だったが、末脚の威力で捻じ伏せた。母は秋華賞馬エアメサイアで全兄にエアスピネルがいる。芝2000mは[3−4−1−0]、阪神芝2000mは[2−1−0−0]。3歳時は勝ち切れない時期があったが、4歳になった今年は[3−1−0−0]で一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。Mデムーロ騎手では[3−2−0−0]で連対率100%。

AJCC勝ち馬ダンビュライト、前走カシオペアS3着のトリコロールブルー、京都新聞杯勝ち馬ステイフーリッシュ、オクトーバーS勝ち馬マウントゴールド、日経新春杯2着馬ロードヴァンドールなど。ダンビュライトは芝2000m[1−0−2−2]で皐月賞3着がある。前走天皇賞(秋)は放馬で除外。他馬より1キロ重い57キロを背負うが、57キロでは[0−0−2−5]。トリコロールブルーは芝2000m[3−1−1−1]で鳴尾記念3着がある。岩田騎手では[1−0−1−0]。内から捻じ込んでくるか。


レース回顧

2018年12月 1日(土) 5回阪神1日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第69回チャレンジカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 2000m・内   12頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7  9  エアウィンザー     牡 4 M.デム  56  1.58.3 33.7  2 508 (栗)中竹和也
2 2  2  マウントゴールド   牡 5 武豊      56  1.58.8 34.5  4 450 (栗)池江泰寿
3 7 10  ステイフーリッシュ 牡 3 藤岡佑介  56  1.59.0 34.2  5 450 (栗)矢作芳人
4 3  3  ダンビュライト     牡 4 北村友一  57  1.59.0 33.8  3 496 (栗)音無秀孝
5 4  4  マイネルフロスト   牡 7 丹内祐次  56  1.59.1 34.6 12 494 (美)高木登
6 6  8  レイエンダ         牡 3 ルメール  55  1.59.3 34.3  1 482 (美)藤沢和雄
7 1  1  マルターズアポジー 牡 6 福永祐一  56  1.59.4 36.3  7 528 (美)堀井雅広
8 8 12  サイモンラムセス   牡 8 小牧太    56  1.59.4 35.8 11 456 (栗)梅田智之
9 5  6  ケントオー         牡 6 松若風馬  56  1.59.5 34.1 10 464 (栗)西橋豊治
10 8 11  トリコロールブルー 牡 4 岩田康誠  56  2.00.0 35.2  6 500 (栗)友道康夫
11 5  5 $ダッシングブレイズ 牡 6 C.デム  56  2.00.1 34.8  9 506 (栗)斉藤崇史
12 6  7  ロードヴァンドール 牡 5 横山典弘  56  2.00.1 34.6  8 506 (栗)昆貢
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LAP :12.7-11.4-12.3-11.8-11.5-11.7-11.7-11.7-11.5-12.0
通過:36.4-48.2-59.7-71.4  上り:70.1-58.6-46.9-35.2  平均:1F:11.83 / 3F:35.49
単勝   9 \270 
複勝   9 \130 / 2 \340 / 10 \430 
枠連   2-7 \1540 (4) 
馬連   02-09 \1620 (4) 
ワイド 02-09 \570 (4)/ 09-10 \630 (7)/ 02-10 \1990 (21) 
馬単   09-02 \2230 (6) 
3連複 02-09-10 \5260 (16/220) 
3連単 09-02-10 \19540 (59/1320) 

エアウィンザーはスタートを決めて4番手につけ、メンバー最速の33.7秒で抜け出して3馬身差で圧勝した。勝ちタイムは1分58秒3。マルターズアポジーが逃げて前半5F59.7秒の平均ペース。Mデムーロ騎手がスタート後に押して好位につけ勝ちにこだわる騎乗をしたが、それに馬が堪えて重賞初制覇を飾った。母はエアメサイアで全兄にエアスピネル。ここにきて馬体に実が入ってさらに良くなり、良血馬の素質が開花し本格化してきた。一時期はオープンに行けるのは不安な時期もあったが、さすがに良血馬といったところ。これで芝2000mは[4−4−1−0]。今後はひと息入れて来年は金鯱賞から大阪杯を目指すことになりそうだ。

マウントゴールドは3番手からメンバー6位の34.5秒でしぶとく伸びて0.5秒差の2着。心肺機能の高い馬が前に行って持ち味のしぶとさを発揮。勝ったエアウィンザーがG2レベルの走りをしただけで例年なら勝ってもおかしくないレベル。馬体は4キロ増えていたが、パドックでは少し腹目が細く映った。もう少し馬体が成長してどっしり感が出れば、もっと走れるのではないか。心肺機能の高い馬は波乱を演出することが多い。

ステイフーリッシュは中団からメンバー4位の34.2秒で伸びて0.7秒秒差の3着。距離を短くして復調してきた。以前から馬体が細く映るときに走るタイプ。今回のパドックでは少し細く映り、これはと思わせた。京都新聞杯を勝って長い距離を使われてきたが、これで芝2000mでは[1−0−2−0]。中距離が合っているのだろう。馬格がなく消耗しやすいタイプだが、中距離を使っていけばどこかで復活Vがありそうだ。

ダンビュライトは出遅れて後方からメンバー2位の33.8秒で追い込んで3着にハナ差の4着。内から鋭く伸びてきましたが、出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えた。ゲートで突進して口を切った模様。善戦止まりが続いているが、G2レベルの能力がある。今後はひと息入れて金鯱賞あたりで復帰することになりそうだ。

レイエンダは後方からメンバー5位の34.3秒で上がって1.0秒差の6着。この流れならもっと切れる脚を使えるはずだが、後半5F58秒台のレースを経験していないことが影響したのか。馬体は4キロしか減っていなかったが、パドックではいつもよりこじんまりと映った。母ラドラーダも阪神牝馬Sで1番人気で6着に負けたときもこじんまりと映った。母と同様に輸送が影響するタイプか。少し底を見せた印象。今後G1で活躍するには馬体のスケールアップが必要になる。



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