京阪杯
2018/11/25 京都競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。単勝1倍台は[1−1−0−0]だが、単勝2倍以上は[0−1−0−7]で1連対のみ。2番人気は[2−0−1−6]で2連対、3番人気は[0−4−0−6]で4連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は143倍、294倍、9倍、11倍、233倍で10倍前後が2回、万馬券が3回。人気薄の連対が多く、かなり波乱傾向が強い。

連対馬の脚質は逃げ5先行6、差し6追込3。逃げ馬は[4−1−0−5]で2、5、8、9、10番人気が連対。最近6年では[4−1−0−1]。穴で逃げ馬に注意。勝ち馬10頭のうち9頭が道中5番手以内につけていた。好位につけないと勝つのは難しい。2着には差し追い込み馬が突っ込むことが多い。10番人気以下で3着以内に入った8頭のうち7頭に1年以内にOP特別で3着以内があった。大穴でこのタイプに注意。

ダノンスマッシュは重賞で5、7、5、7着と善戦止まりが続いたが、函館日刊スポーツ杯を3番手から抜け出して1分8秒4で優勝。安田隆厩舎のロードカナロア産駒が芝1200mで一変した。前走キーンランドCは3番手から35.9秒で上がって0.4秒差の2着。稍重で上がりの掛かる馬場が微妙に影響したか。京都では芝1400mのもみじSを3馬身差で圧勝している。外枠に入って外を回されたときに真価が問われる。

アレスバローズはCBC賞と北九州記念を連勝し、サマースプリントシリーズを優勝した。以前は追い込むレースが多かったが、北九州記念では内ラチ沿いの中団からメンバー最速の33.5秒で内から抜け出して勝ったように以前よりレースが上手くなっている。前走スプリンターズSは好位につけたが、直線で全く伸びず1.2秒差の14着。緩い馬場が影響したのではないか。夏場に使い込んだため、デキ落ちがないことが条件。

前走スプリンターズS6着のワンスインナムーン、3走前の安土城Sでモズアスコットに勝ったダイメイフジ、ファルコンS2着馬アサクサゲンキ、前走オパールSを勝ったアンヴァル、同2着馬グレイトチャーターなど。ワンスインナムーンは前2走より1キロ軽い54キロで出走できる。今回も逃げの一手か。ダイメイフジは京都芝[2−5−0−1]で芝1200mは[0−2−0−0]。ラブカンプー、ダイメイプリンセスがいる森田厩舎の管理馬。今年のスプリント重賞では[1−4−2−3]で複勝率70%。


レース回顧

2018年11月25日(日) 5回京都8日  天候: 晴   馬場状態: 良 
12R  第63回京阪杯
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1200m・内   18頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 2  3  ダノンスマッシュ   牡 3 北村友一  55  1.08.0 33.6  1 470 (栗)安田隆行
2 3  6  ナインテイルズ     牡 7 岩田康誠  56  1.08.3 33.1 12 476 (栗)中村均
3 4  8  ダイアナヘイロー   牝 5 菱田裕二  55  1.08.3 34.1 11 474 (栗)大根田裕
4 8 17  アンヴァル         牝 3 酒井学    53  1.08.3 33.6  5 462 (栗)藤岡健一
5 1  1  エスティタート     牝 5 藤岡康太  54  1.08.4 33.7  8 454 (栗)松永幹夫
5 3  5  コウエイタケル     牡 7 小牧太    56  1.08.4 33.7 13 504 (栗)山内研二
7 7 13  ベステンダンク     牡 6 松山弘平  56  1.08.6 33.8  7 514 (栗)安達昭夫
8 1  2  フミノムーン       牡 6 国分優作  56  1.08.6 33.8 17 450 (栗)西浦勝一
9 6 12  オールポッシブル   牝 4 荻野極    54  1.08.7 34.3 14 498 (栗)高橋亮
10 2  4  アレスバローズ     牡 6 藤岡佑介  57  1.08.7 34.2  3 496 (栗)角田晃一
11 8 18  ナガラフラワー     牝 6 太宰啓介  54  1.08.7 33.6 16 478 (栗)高橋亮
12 7 14  キングハート       牡 5 浜中俊    56  1.08.7 33.7 15 496 (美)星野忍
13 6 11  ダイメイフジ       牡 4 秋山真一  56  1.08.7 33.8  9 518 (栗)森田直行
14 5 10  カルヴァリオ       セ 5 柴山雄一  56  1.08.8 33.5  6 470 (美)大竹正博
15 8 16  ワンスインナムーン 牝 5 大野拓弥  54  1.08.8 34.7  2 450 (美)斎藤誠
16 5  9 $アサクサゲンキ     牡 3 吉原寛人  55  1.08.9 33.1 10 468 (栗)音無秀孝
17 7 15  ビップライブリー   牡 5 四位洋文  56  1.08.9 33.9 18 470 (栗)清水久詞
18 4  7  グレイトチャーター 牡 6 福永祐一  56  1.09.1 34.3  4 496 (栗)鮫島一歩
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LAP :12.4-10.7-11.0-10.9-11.3-11.7
通過:34.1-45.0-56.3-68.0  上り:68.0-55.6-44.9-33.9  平均:1F:11.33 / 3F:34.00
単勝   3 \340 
複勝   3 \180 / 6 \1080 / 8 \1230 
枠連   2-3 \3550 (15) 
馬連   03-06 \14990 (44) 
ワイド 03-06 \3540 (37)/ 03-08 \3220 (33)/ 06-08 \14290 (117) 
馬単   03-06 \23220 (72) 
3連複 03-06-08 \90040 (262/816) 
3連単 03-06-08 \541480 (1432/4896) 

ダノンスマッシュは内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー4位タイの33.6秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分8秒0。ワンスインナムーンが逃げて前半3F34.1秒の緩い流れ。内ラチ沿いをロスなく回った2頭で決着した。ダノンスマッシュは内枠スタートからロスなく回り、直線で最内を突いて抜け出し快勝。内が有利な馬場で内枠からロスなく進められたこと、ワンスインナムーンが飛ばさず上がり勝負に傾いたことがかなりプラスに働いている。これで芝1200mは[2−1−0−0]。距離を短くして少しずつパフォーマンスを引き上げている。安田隆厩舎のロードカナロア産駒。自身がロードカナロアを管理したこともあり、25頭のロードカナロア産駒を管理している。今回はメンバー、枠順を含め、恵まれた部分がかなりある。3歳馬だけにまだ強くなるが、人気になりやすいタイプだけに過信しないようにしたい。

ナインテイルズは後方3番手から最内を突いてメンバー最速タイの33.1秒で追い込んで0.3秒差の2着。アイビスSDで3着に激走した後、前2走惨敗した馬が12番人気で穴をあけた。京都芝1200mでは壬生特別(1000万)を中団から差し切って1分7秒5で勝った実績があったが、それよりも内が有利な馬場で内をロスなく回って一発狙いに徹した岩田騎手の騎乗が嵌まった印象が強い。京都芝1200mは基本的に内枠が有利。東京と同様に最終週でも内を通った馬が有利な馬場。京都芝1200mは徹底的に内枠をマークしていきたい。

ダイアナヘイローは2番手につけてメンバー14位の34.1秒で上がって0.3秒差の3着。流れが緩んで前残りの展開になり、持ち前のしぶとさを発揮した。これで京都芝1200mは[1−3−2−1]。阪急杯を勝った後不振が続いていたが、昨年のサマースプリントシリーズを優勝した馬が得意の京都芝1200mで激走した。

アンヴァルは8枠17番スタートから6番手につけ、メンバー4位タイの33.6秒で伸びて0.3秒差の4着。不利な外枠から外を回るロスがあったが、2着にハナ+クビの4着まで追い上げた。外を回って33秒台で上がったことを評価したい。内枠からロスなく回って直線で捌ければ勝ち負けできたのではないか。

エスティタートは1枠1番スタートから7番手からメンバー7位タイの33.7秒で伸びて0.4秒差の5着。直線で前が壁になり外に持ち出して狭いところを割ってきたが、そのぶん伸び切れなかった。直線で前が詰まったときに最内に入れていれば2着があったかもしれない。芝1200m、内枠という条件が揃ったら注意。



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