2018年 7月22日(日) 2回函館6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第50回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 16頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 3 6 $アスターペガサス 牡 2 小崎綾也 54 1.09.4 34.8 2 490 (栗)中竹和也
2 5 10 ラブミーファイン 牝 2 丸山元気 54 1.09.4 35.3 7 440 (栗)田所秀孝
3 3 5 カルリーノ 牡 2 藤岡佑介 54 1.09.5 35.2 3 490 (美)高橋裕
4 4 8 エムティアン 牝 2 三浦皇成 54 1.09.7 35.7 9 422 [地]山口竜一
5 2 4 トーセンオパール 牝 2 勝浦正樹 54 1.09.8 35.2 6 410 (美)小笠倫弘
6 1 2 ガイセン 牡 2 藤岡康太 54 1.09.8 34.9 12 406 (美)岩戸孝樹
7 5 9 ロードワンダー 牡 2 中井裕二 54 1.09.9 34.6 11 424 (栗)庄野靖志
8 2 3 スズカカナロア 牡 2 池添謙一 54 1.10.0 35.8 4 460 (栗)橋田満
9 6 11 ナンヨーイザヨイ 牡 2 岩田康誠 54 1.10.1 35.5 1 464 (栗)松永幹夫
10 4 7 イチゴミルフィーユ 牝 2 伊藤工真 54 1.10.4 36.0 8 438 (美)林徹
11 7 14 ヒストリコ 牝 2 横山武史 54 1.10.6 35.6 13 420 (美)土田稔
12 6 12 ラブリロンリロンス 牡 2 菱田裕二 54 1.10.9 36.3 15 420 (栗)松永昌博
13 7 13 レコードチェイサー 牝 2 阿部龍 54 1.11.1 36.9 16 442 [地]角川秀樹
14 8 15 ホールドユアハンド 牡 2 ルメール 54 1.11.4 36.2 5 462 (美)田中博康
15 8 16 ニヴィアン 牝 2 古川吉洋 54 1.11.5 37.1 14 444 (美)高柳瑞樹
16 1 1 ラブミーリッキー 牝 2 松岡正海 54 1.11.6 37.7 10 468 (美)手塚貴久
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LAP :12.1-10.6-11.2-11.7-11.6-12.2
通過:33.9-45.6-57.2-69.4 上り:69.4-57.3-46.7-35.5 平均:1F:11.57 / 3F:34.70
単勝 6 \520
複勝 6 \200 / 10 \500 / 5 \200
枠連 3-5 \2040 (7)
馬連 06-10 \5880 (18)
ワイド 06-10 \1950 (20)/ 05-06 \570 (4)/ 05-10 \1880 (18)
馬単 06-10 \10200 (35)
3連複 05-06-10 \11090 (32/560)
3連単 06-10-05 \65140 (183/3360)
アスターペガサスは出遅れて後方から徐々に進出し、直線で馬群を割ってメンバー2位の34.8秒で前を捕まえてレースを制した。2着ラブミーファインとはハナ差。勝ちタイムは1分9秒4。ラブミーリッキーが逃げて前半3F33.9秒の速い流れ。後半3Fは35.5秒でラップは11.7−11.6−12.0秒。アスターペガサスは出遅れて厳しいレースになったが、最後は能力と末脚の威力で捻じ伏せた。届きそうにない位置から差し切ったことを評価したい。新馬戦をラスト3F11秒台の尻上がりラップで圧勝したのは、やはりダテではなかった。新馬戦は馬体に余裕があったが、調教で攻めて6キロ絞れていた。小崎騎手は重賞初制覇。昨年は15勝だったが、今年は21勝を挙げている。アスターペガサスはジャイアンツコーズウェイ産駒の外国産馬。函館2歳S勝ち馬は早熟タイプが多い。今後は距離を延ばして適性を見極めることになりそうだ。
ラブミーファインはスタートを決めて手応え良く2、3番手を進み、直線で抜け出して後続を引き離したが、最後にアスターペガサスに交わされてハナ差の2着。上がりはメンバー6位の35.3秒。前走新馬戦が芝1800mだったことで7番人気の低評価だったが、その評価を覆す走りを見せた。新馬戦はラスト2Fが11.9−11.8秒の尻上がりラップでスピードの乗りが良く、最終調教ではスピードを感じさせる動きを見せていた。スプリント適性があるとみて穴で狙って正解だった。ジャスタウェイ産駒でレースセンスが良く、スピードを備えており、距離もこなすタイプ。単なる早熟タイプではなく奥がありそうな馬。今後の重賞戦線で注目していきたい。
カルリーノはスタートが遅く仕掛けて好位の内に取りつき、メンバー4位タイの35.2秒で伸びて0.1秒差の3着。内枠を生かしてロスなく進み、直線でラブミーファインを交わしに行ったが、最後まで交わせなかった。前半に少し脚を使ったことが最後の伸びに影響したのだろう。前走稍重で1分9秒7で走ったが、今回は良馬場で1分9秒5で走って時計を詰めている。
ナンヨーイザヨイは中団から伸び切れず0.7秒差の9着。流れが速くなり先行できず、3、4コーナーで大外をブン回すロスがあった。新馬戦の勝ちタイム1分9秒4はメンバー最速のため、1番人気に支持されたが、やはり開幕週のタイムはアテにならない。馬体、走法からもう少し長い距離が合いそうなタイプ。今後は距離を延ばしていくことになりそうだ。
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