2018年 7月 8日(日) 3回中京4日 天候: 晴 馬場状態:不良
11R 第23回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1400m 14頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 8 13 $マテラスカイ 牡 4 武豊 56 1.20.3 35.6 5 508 (栗)森秀行
2 4 6 インカンテーション 牡 8 三浦皇成 57 1.21.0 35.4 1 506 (栗)羽月友彦
3 3 3 ウインムート 牡 5 和田竜二 56 1.21.1 36.2 2 502 (栗)加用正
4 1 1 サクセスエナジー 牡 4 松山弘平 58 1.21.1 35.7 6 522 (栗)北出成人
5 7 12 ブラゾンドゥリス 牡 6 武藤雅 56 1.21.2 36.2 10 524 (美)尾形和幸
6 2 2 $ドリームキラリ 牡 6 M.デム 56 1.21.2 36.1 4 482 (栗)矢作芳人
7 5 7 キングズガード 牡 7 藤岡佑介 57 1.21.2 35.2 3 470 (栗)寺島良
8 6 10 *ダノングッド 牡 6 川田将雅 56 1.21.5 34.9 7 516 (栗)村山明
9 7 11 ナムラミラクル 牡 5 藤懸貴志 56 1.21.5 35.5 11 476 (栗)杉山晴紀
10 3 4 ブライトライン 牡 9 幸英明 56 1.21.6 36.0 13 540 (栗)鮫島一歩
11 4 5 $ルグランフリソン 牡 5 福永祐一 56 1.22.3 36.8 8 476 (栗)中竹和也
12 6 9 エイシンヴァラー 牡 7 下原理 57 1.22.6 37.4 12 500 [地]新子雅司
13 5 8 ドライヴナイト 牡 5 浜中俊 56 1.22.8 37.5 9 526 (栗)奥村豊
14 8 14 サイタスリーレッド 牡 5 酒井学 57 1.23.2 37.7 14 482 (栗)池添兼雄
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LAP :11.9-10.7-10.9-11.2-11.6-11.2-12.8
通過:33.5-44.7-56.3-67.5 上り:68.4-57.7-46.8-35.6 平均:1F:11.47 / 3F:34.41
単勝 13 \780
複勝 13 \280 / 6 \150 / 3 \190
枠連 4-8 \1910 (9)
馬連 06-13 \2750 (11)
ワイド 06-13 \1070 (11)/ 03-13 \1090 (12)/ 03-06 \510 (2)
馬単 13-06 \5030 (18)
3連複 03-06-13 \4400 (10/364)
3連単 13-06-03 \25410 (69/2184)
マテラスカイはハナを切って前半3F33.5秒のハイペースで飛ばし、メンバー5位の35.6秒で後続を引き離し4馬身差で圧勝した。勝ちタイム1分20秒3はレコード。従来のレコードを1.6秒更新した。1000m通過が56.3秒、1200m通過が1分7秒5で芝並みのタイム。500万条件で1分22秒1が出たように下級条件でも時計が出ており、通常より2秒程度速い高速馬場だった。マテラスカイは外枠からスタートを決めて逃げ争いを制し、自分のリズムで走れたことが大きかった。ラスト3Fは11.6−11.2−12.8秒でラスト1Fのラップが1.6秒落ちている。パドックを見るとまだ能力に馬体が追いついていない印象がある。これでダートで逃げたときは[4−1−0−0]で現在4連勝中。昨年のカペラSは3歳馬ディオスコリダーが優勝。ダート短距離は古馬のレベルが低いのだろう。秋は京都で行われるJBCスプリントが目標になる。
インカンテーションは後方から馬群に突っ込み、メンバー3位の35.4秒で上がって0.7秒差の2着。直線に入ったときはかなり厳しい位置にいたが、三浦騎手が馬群を捌いて持ってきた。初のダ1400m、ハイペースで位置取りが悪くなったが、G1実績馬が地力を示した。ダ1400mが初めての8歳馬が1分21秒0で走って2着に入ったように全く衰えはなさそうだ。これでダ1600m以下の重賞では[1−3−2−1](全て左回り)で安定して走っている。次走はひと息入れて南部杯に向かう予定。
ウインムートは2番手からメンバー9位タイの36.2秒で上がって0.8秒差の3着。逃げたマテラスカイを見ながら進めたが、直線で引き離され、最後はインカンテーションに交わされた。それでもハイペースで飛ばしたことを考えるとよく粘っている。栗東S、天保山Sを連勝したのはダテではない。6〜8月は[4−1−2−1]、10〜12月は[0−0−0−6]で夏場に走るタイプ。次走は9月のテレ玉杯オーバルスプリントに向かう予定。
サクセスエナジーは中団からメンバー6位の35.7秒で伸びて0.8秒差の4着。2着とは0.1秒差。速い持ちタイムがなく、高速決着に不安があったが、乗り難しい1枠1番から58キロを背負って4着に入ったことを評価したい。これで高速決着に対応できるメドは立ったが、本質的には時計の掛かる馬場が合っている。地方交流重賞に出走したら注目したい。今後はひと息入れる予定。
キングズガードは後方からメンバー2位の35.2秒で伸びて0.8秒差の7着。2着とは0.2秒差。昨年のプロキオンSは内から上手く捌いて勝ったが、今年は外を回ったぶん馬券圏外に終わった。昨年より1キロ重い57キロも堪えたか。逃げた馬がレコードで圧勝する超高速馬場で追い込みでは厳しかった。
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