2018年 5月20日(日) 2回東京10日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第79回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 7 13 アーモンドアイ 牝 3 ルメール 55 2.23.8 33.2 1 466 (美)国枝栄
2 1 1 リリーノーブル 牝 3 川田将雅 55 2.24.1 33.9 4 496 (栗)藤岡健一
3 1 2 ラッキーライラック 牝 3 石橋脩 55 2.24.4 33.9 2 492 (栗)松永幹夫
4 5 10 レッドサクヤ 牝 3 福永祐一 55 2.24.7 33.9 11 466 (栗)藤原英昭
5 2 3 マウレア 牝 3 武豊 55 2.24.8 34.0 6 438 (美)手塚貴久
6 4 8 サトノワルキューレ 牝 3 M.デム 55 2.25.1 34.3 3 452 (栗)角居勝彦
7 6 11 パイオニアバイオ 牝 3 北村宏司 55 2.25.1 34.1 9 428 (美)牧光二
8 7 15 ウスベニノキミ 牝 3 三浦皇成 55 2.25.2 34.2 12 436 (栗)鈴木孝志
9 3 6 オールフォーラヴ 牝 3 和田竜二 55 2.25.4 34.4 5 444 (栗)中内田充
10 8 17 ロサグラウカ 牝 3 戸崎圭太 55 2.25.5 34.2 8 442 (美)尾関知人
11 7 14 $ランドネ 牝 3 内田博幸 55 2.25.7 36.1 10 506 (栗)角居勝彦
12 5 9 シスターフラッグ 牝 3 岩田康誠 55 2.25.9 34.7 16 482 (栗)西村真幸
13 3 5 カンタービレ 牝 3 田辺裕信 55 2.25.9 35.5 7 438 (栗)角居勝彦
14 4 7 トーホウアルテミス 牝 3 松若風馬 55 2.26.1 34.6 13 472 (栗)谷潔
15 8 16 ウインラナキラ 牝 3 大野拓弥 55 2.26.3 34.7 17 402 (栗)宮徹
16 6 12 サヤカチャン 牝 3 松岡正海 55 2.26.5 37.6 14 454 (栗)田所秀孝
17 8 18 オハナ 牝 3 藤岡康太 55 2.26.7 34.8 15 414 (美)堀宣行
消 2 4 トーセンブレス 牝 3 柴田善臣 55 ------ ---- -- --- (美)加藤征弘
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LAP :12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6
通過:35.7-47.6-59.6-71.8 上り:72.0-59.6-47.3-34.9 平均:1F:11.98 / 3F:35.95
単勝 13 \170
複勝 13 \110 / 1 \200 / 2 \120
枠連 1-7 \260 (1)
馬連 01-13 \1190 (4)
ワイド 01-13 \370 (4)/ 02-13 \160 (1)/ 01-02 \390 (5)
馬単 13-01 \1410 (4)
3連複 01-02-13 \750 (2/680)
3連単 13-01-02 \3360 (5/4080)
アーモンドアイはスタートを決めて6番手につけ、直線で外からメンバー最速の33.2秒で抜け出して2馬身差で圧勝。勝ちタイムは2分23秒8。サヤカチャンが逃げて前半5F59.6秒。2番手以下は離れており、高速馬場を考えると実質は上がり勝負。アーモンドアイはシンザン記念、チューリップ賞で直線一気を決めたが、今回は好位から抜け出す正攻法のレースで快勝。上がりは2位を0.7秒上回る33.2秒。距離が延びても桜花賞と同じ上がりを繰り出した。能力が高く、末脚が切れる馬に好位につけられては、他の馬はお手上げか。こういうレースができれば、京都内回りの秋華賞でも問題ない。牝馬3冠を達成した同厩のアパパネも強かったが、アーモンドアイはアパパネを超え、スーパーホースになる可能性がある。未勝利戦を勝った後に桜花賞、オークスで活躍できるとみて相馬眼ニュースで取り上げた馬が2冠制覇。秋華賞での3冠達成はもちろん、ジャパンCでも勝ち負けできるのではないか。
リリーノーブルは1枠1番から3番手につけ、メンバー2位タイの33.9秒で上がって0.3秒差の2着。阪神JF、チューリップ賞、桜花賞で先着を許したラッキーライラックに初めて先着した。実質上がり勝負になっただけに川田騎手が3番手につけてロスなく回ってきたことが大きかった。3着ラッキーライラックは直線で少しスムーズさを欠いたが、リリーノーブルは全くロスがなかった。最終調教では馬体がマッチョ化していたが、当日のパドックではそこまでマッチョ化していなかった。輸送で絞れた面もあるのだろう。これで[2−2−2−0]で3着以内を確保。勝ち切れないが、着実にパフォーマンスを引き上げている。
ラッキーライラックは1枠2番から4、5番手につけ、メンバー2位タイの3.9秒で上がって0.6秒差の3着。桜花賞ではアーモンドアイに0.3秒差だったが、今回は0.6秒差をつけられ、これまで先着を許していなかったリリーノーブルに先着された。直線で少しスムーズさを欠いたが、アーモンドアイとは能力、末脚に差があることが明らかになった。2歳時のアルテミスSで2着サヤカチャンとは0.1秒差。東京だと末脚の持続力がギリギリなのではないか。ある程度距離をこなす万能タイプ。秋華賞では立ち回りの上手さを生かして逆襲を狙うことになる。オルフェーヴル産駒の成長力にも注目したい。
サトノワルキューレは中団から早めに動いたが、直線で伸び切れず1.3秒差の6着。上がりはメンバー9位の34.3秒。前走フローラSではメンバー最速の33.4秒で大外一気を決めたが、中団から早めに動いたこともあり、33秒台の末脚を繰り出せなかった。桜花賞1、2、3着馬がオークスで1、3、2着。桜花賞組と別路線では大きな能力差があることが明らかになった。
パイオニアバイオは中団の後ろからメンバー7位の34.1秒で伸びて1、3秒差の7着。6着サトノワルキューレとはクビ差。フローラSでは先行してしぶとく粘ったが、今回は位置取りが悪くなり持ち味を発揮できなかった。直線では最後までしぶとく伸びておりスタミナを感じさせた。もう少し前につけられれば、掲示板があったのではないか。母系にレインボーアンバー。この一族は心肺機能が高くスタミナがある。長い距離に使ってきたときは注意したい。大波乱を演出する可能性がある。
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