2018年 3月18日(日) 2回中山8日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第67回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1800m 13頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 6 8 ステルヴィオ 牡 3 ルメール 56 1.48.1 34.1 1 466 (美)木村哲也
2 4 5 エポカドーロ 牡 3 戸崎圭太 56 1.48.1 34.7 3 492 (栗)藤原英昭
3 8 12 マイネルファンロン 牡 3 柴田大知 56 1.48.7 35.0 6 458 (美)手塚貴久
4 1 1 *バールドバイ 牡 3 北村宏司 56 1.48.7 34.7 10 490 (美)木村哲也
5 4 4 レノヴァール 牡 3 北村友一 56 1.48.7 34.5 7 510 (栗)高野友和
6 7 10 カフジバンガード 牡 3 内田博幸 56 1.48.8 34.4 9 474 (栗)松元茂樹
7 7 11 ゴーフォザサミット 牡 3 田辺裕信 56 1.48.8 34.4 4 500 (美)藤沢和雄
8 5 6 ハッピーグリン 牡 3 大野拓弥 56 1.48.9 35.1 5 458 [地]田中淳司
9 2 2 ルーカス 牡 3 M.デム 56 1.49.4 35.3 2 492 (美)堀宣行
10 5 7 ビッグスモーキー 牡 3 浜中俊 56 1.49.8 36.0 8 528 (栗)清水久詞
11 3 3 コスモイグナーツ 牡 3 津村明秀 56 1.50.1 38.4 12 460 (美)高橋祥泰
12 8 13 ライトカラカゼ 牡 3 丸山元気 56 1.50.8 37.2 11 464 (美)相沢郁
13 6 9 $フォルツァエフ 牡 3 ミナリク 56 1.51.9 37.5 13 476 (栗)森秀行
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LAP :12.4-11.3-11.9-12.2-11.8-12.1-12.4-12.2-11.8
通過:35.6-47.8-59.6-71.7 上り:72.5-60.3-48.5-36.4 平均:1F:12.01 / 3F:36.03
単勝 8 \230
複勝 8 \120 / 5 \180 / 12 \260
枠連 4-6 \570 (1)
馬連 05-08 \680 (1)
ワイド 05-08 \290 (2)/ 08-12 \460 (4)/ 05-12 \800 (8)
馬単 08-05 \1120 (2)
3連複 05-08-12 \2230 (5/286)
3連単 08-05-12 \7440 (11/1716)
ステルヴィオは中団の外を進み、メンバー最速の34.1秒で最後にギリギリ交わしてハナ差で制した。勝ちタイムは1分48秒1。コスモイグナーツが逃げて前半5F59.6秒。2番手以下は離れており、実質は緩い流れの上がり勝負。ステルヴィオは中団の外を回っていい脚を長く使い、最後にひと伸びして差し切った。2番手からエポカドーロにタイミング良く抜け出されたが、最後は底力で捻じ伏せた。レースのラスト3Fは12.4−12.2−11.8秒で尻上がり。ステルヴィオは34.1秒で上がっており、ラスト3F高速ラップを繰り出している。昨年より馬体が6キロ増え、少しずつ成長してきている。サウジアラビアRCと朝日杯FSでダノンプレミアムに負けたが、着実に力をつけ、一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。ロードカナロア産駒だが、距離をこなすタイプ。ダノンプレミアムは強いが、展開、馬場がマッチすれば面白そうだ。
エポカドーロは華れた2番手から直線で先頭に立ったが、最後にステルヴィオに差されてハナ差の惜しい2着。上がりはメンバー5位タイの34.7秒。大逃げする馬がいると2、3番手につけた馬がなだれ込むことが多いが、まさにそんなレースだった。エポカドーロは2連勝した2戦が前半と後半5F60秒台。末脚に持続力があり、前に行ってバテない馬で中山芝1800mはいかにも合いそうなタイプだったが、まさにその通りだった。藤原英厩舎の管理馬は好調が続いている。次走は皐月賞。芝2000mのあすなろ賞を逃げて圧勝しており距離は問題ない。
マイネルファンロンは外枠からスタートを決め手4番手につけ、メンバー7位の35.0秒でしぶとく伸びて0.6秒差の4着。前の2頭には離されたが、最後までしぶとく伸びて3着を確保。3着に粘れたのは、直線で馬場のいい外を通れたことが良かったのだろう。これでデビューから[1−2−2−0]で3着以内を確保。ガツンと切れる脚はないが、相手なりに堅実に走るタイプ。祖母マイネヌーヴェルはフラワーC勝ち馬。持ち味を生かしやすい中山は合っている。
バールドバイは中団の内を進み、メンバー5位タイの34.7秒で最内から伸びて0.6秒差の4着。3着はとはハナ差だった。直線で外に出そうとしたが、馬がいて出せず、荒れた内を突いたことが堪えている。外に出せれば3着だったのではないか。前走未勝利を勝ったばかりだが、重賞で善戦して一気にパフォーマンスを引き上げた。自己条件ならすぐに勝ち上がれそうだ。
ハッピーグリンは中団から徐々に進出して4コーナーで先団に取りついたが、直線で伸び切れず0.8秒差の8着。手応え良く進出してきたが、直線で伸びなかったのは、荒れた内を通ったこともあるのだろう。前走セントポーリア賞をメンバー最速の33.3秒で差し切ったように地方馬でも上がりの速い馬場が合っている。綺麗な馬場で巻き返しに注意したい。
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