新潟2歳S
2017/8/27 新潟競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−0−4]で6連対。単勝1〜3倍台は[4−2−0−1]だが、単勝4倍以上は[0−0−0−3]で不振。混戦で人気が割れたときは危険。2番人気は[0−0−2−8]で連対なし、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気が2連対、10番人以下が6連対と多い。最近5年の馬連は123倍、16倍、7倍、131倍、41倍。穴で10番人気以下の関東馬に注意。

連対馬の脚質は逃げ0先行3、差し4追込13。長い直線と内が荒れた馬場で外からの追い込みが決まりやすい。15年はロードクエストが直線一気を決めた。上がり3F1位は[5−4−0−1]、2位は[4−3−1−5]で計16連対。新潟外回りで上がりの速さが問われる。キャリア1戦が11連対、2戦が9連対。連対馬は全てキャリア1、2戦。前走新馬戦を最速上がりで勝った上位人気馬が勝つことが多い。

ムスコローソは東京芝1400mの新馬戦を好位からメンバー最速の34.1秒で抜け出して5馬身差で圧勝。2、3着馬は未勝利戦を勝ち上がっている。最速上がりで突き抜けたが、ヘニーヒューズ産駒でパワーも兼ね備えたタイプ。戸崎騎手から大野騎手に乗り替わる。フロンティアは中京芝1600mの新馬戦を逃げてメンバー2位の34.4秒でまとめて1分38秒2(稍重)で優勝。2着アドマイヤアルバは次走中日2歳Sでクビ差の2着に入った。ドリームパスポートの半弟でダイワメジャー産駒。前に行ってどこまで踏ん張るか。

オーデットエールは新潟芝1600mの新馬戦を最後方からメンバー最速の34.5秒で差し切って1分36秒1で優勝。直線で左手前に替えてから内にモタれたが、最後までしぶとく伸びて競り合いを制した。まだ馬は幼いが、須貝厩舎のハーツクライ産駒で素質はある。戸崎騎手から柴田善騎手に乗り替わる。プレトリアは東京芝1400mの新馬戦を後方からメンバー最速の34.2秒で大外から差し切って1分23秒6で優勝。2着は次走2着、3、4着馬は次走未勝利戦を勝っている。新潟2歳Sは直線一気が決まりやすいだけに要注意か。

中京芝1400mの未勝利戦を6馬身差で圧勝したコーディエライト、中京芝1400mの未勝利戦を5馬身差で圧勝したシンデレラメイク、東京芝1600mの新馬戦を勝った昨年の3着馬イブキの半弟テンクウ、福島芝1800mの新馬戦を勝ったグランデウィーク、新潟芝1600mの未勝利戦を逃げ切ったダンツセイケイなど。新潟は土曜が曇り時々雨、日曜が晴れ時々曇りの予報。新潟2歳Sは馬場が渋っても直線一気が決まる傾向があるが、今年は強烈な末脚を繰り出す馬が少ない印象。展開にもよるが、前残りにも注意しておきたい。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM



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